たった1年で“球界の顔”となった大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)。MLB挑戦4年目を迎えた27歳は、後世にも語り継がれる快挙を残した。
【動画】MVP満票も納得!2021年に大谷翔平が放った“全46本塁打”を一挙振り返り!
打っては本塁打王争いに最後まで絡む46ホーマーを放ち、100打点、103得点をマーク。投げても23先発で130.1回、防御率3.18、156奪三振を記録。“リアル二刀流”で球界を席巻した偉才は、ベーブ・ルースですら成しえなかった史上初となる投打5部門での「クインタプル100」(イニング、奪三振、安打、得点、打点)もやってのけた。
アメリカン・リーグのMVPには満票で選出され、名実ともに球史に残るプレーヤーとなった。ゆえに新シーズンに向けても期待は膨らむ一方だ。現地時間1月14日に米メディア『The Athletic』のサム・ブラム記者はファンからの質問に答え、大谷の快進撃が続くと予想した。
ありとあらゆる質問が飛び交ったなかで、ブラム記者が最も熱く論じたのは、次の問いかけに対してだった
「MVPに輝いたオオタニが昨年残した数字は持続できないものだと考えていますか? もし成績が落ちても(例えば本塁打が10本減少、防御率3.55)、まだMVPの最有力候補ですか?」
そう問いかけられるのも無理はない。米データ専門サイト『Baseball Reference』などが成績の低下を予想し、SNS上などでちょっとした論議を巻き起こしているからだ。しかし、「間違いなくMVP候補だ」と断じたブラム記者は、こう続けている。
「気に留めておきたいのは、シーズンが進むにつれてオオタニは投手としてはどんどん良くなっていった一方で、打者としては調子を落としていったことぐらいだ。ただいくつかのスタッツで本当に数字が落ちることになったとしても、彼はMVPの有力候補であることに変わりはない。他に二刀流をする選手が誰もいないんだからね」
さらに「勝率5割に満足すべきではない。チームにはトラウトとオオタニという恐らく地球上で最高の選手がふたりもいる」とエンジェルスに発破をかけたブラム記者は、「もしもタイトルレースから離脱するとなれば、それは大きな失望だ」とも強調した。
昨年10月に開かれた記者会見で、「今年(2021年)の成績が最低(ライン)じゃないかなと思います」と語っていた大谷。文字通り世界が熱視線を送るカリスマは、小さくない期待に応えられるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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打っては本塁打王争いに最後まで絡む46ホーマーを放ち、100打点、103得点をマーク。投げても23先発で130.1回、防御率3.18、156奪三振を記録。“リアル二刀流”で球界を席巻した偉才は、ベーブ・ルースですら成しえなかった史上初となる投打5部門での「クインタプル100」(イニング、奪三振、安打、得点、打点)もやってのけた。
アメリカン・リーグのMVPには満票で選出され、名実ともに球史に残るプレーヤーとなった。ゆえに新シーズンに向けても期待は膨らむ一方だ。現地時間1月14日に米メディア『The Athletic』のサム・ブラム記者はファンからの質問に答え、大谷の快進撃が続くと予想した。
ありとあらゆる質問が飛び交ったなかで、ブラム記者が最も熱く論じたのは、次の問いかけに対してだった
「MVPに輝いたオオタニが昨年残した数字は持続できないものだと考えていますか? もし成績が落ちても(例えば本塁打が10本減少、防御率3.55)、まだMVPの最有力候補ですか?」
そう問いかけられるのも無理はない。米データ専門サイト『Baseball Reference』などが成績の低下を予想し、SNS上などでちょっとした論議を巻き起こしているからだ。しかし、「間違いなくMVP候補だ」と断じたブラム記者は、こう続けている。
「気に留めておきたいのは、シーズンが進むにつれてオオタニは投手としてはどんどん良くなっていった一方で、打者としては調子を落としていったことぐらいだ。ただいくつかのスタッツで本当に数字が落ちることになったとしても、彼はMVPの有力候補であることに変わりはない。他に二刀流をする選手が誰もいないんだからね」
さらに「勝率5割に満足すべきではない。チームにはトラウトとオオタニという恐らく地球上で最高の選手がふたりもいる」とエンジェルスに発破をかけたブラム記者は、「もしもタイトルレースから離脱するとなれば、それは大きな失望だ」とも強調した。
昨年10月に開かれた記者会見で、「今年(2021年)の成績が最低(ライン)じゃないかなと思います」と語っていた大谷。文字通り世界が熱視線を送るカリスマは、小さくない期待に応えられるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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