MLBのレジェンドが放った“つぶやき”が話題となっている。
事の発端となっているのは、現地時間1月17日に元ロサンゼルス・エンジェルスのロッド・カルーによるツイートだ。現役時代にMLB通算3053安打を記録した球史に残る安打製造機は、ファンからの「いまのメジャーリーグで最も才能のある打者は誰ですか?」という問いに、こう切り返したのだ。
【動画】史上最強打者の呼び声も!2021年に大谷翔平が放った“全46本塁打”を一挙振り返り!
「マイク・トラウト、ルイス・アラエス、ザンダー・ボガーツ、ブライス・ハーパー、バイロン・バクストン。他に誰を見逃しているかな?」
おそらく当人は何気なくリプライしたつもりだろう。しかし、他でもないエンジェルスのOBが放ったツイートには、同球団の専門メディア『Halo Hangout』が黙っていなかった。彼らはカルーに「素晴らしきレジェンドに敬意は表する。だが、彼はリストアップした選手たちの中にスポーツ史上最高のシーズンを送ったばかりの男であるショウヘイ・オオタニも含めるべきだった」と異論を唱えたのだ。
日頃からエンジェルスを追う『Halo Hangout』はカルーの人選に対して「オオタニは2021年に満場一致でアメリカン・リーグMVPになった。ボガーツやアラエスは、いまの彼と同じ銀河系にはいない」と強調。そして、次のように論じた。
「カルーの人選がなぜああなったのかは理解しがたい。たしかにアラエスは悪い打者ではないが、その才能で比較した時にはオオタニが見せているものには程遠い。彼の仕事ぶりと異能ぶりを考えた時に、アラエスが上回るとは思えない」
同メディアはボガーツとも比較して「オオタニのスイングは彼をはかるかに凌駕する。レッドソックスファン以外は、ボガーツとオオタニだったら誰もがオオタニを選ぶだろう」と断言。さらに昨シーズンの大谷がトラウト、アンソニー・レンドーン、ジャスティン・アップトンら強打者が相次いで故障離脱を余儀なくされた中で、驚異的なスタッツを残した点をクローズアップし、こう続けた。
「彼は打線のサポートがほとんど得られない状況下で、全盛期のバリー・ボンズ以上に歩かされた。もしも間違いだったら訂正してほしいのだが、他のチームはボガーツやアラエスをそこまで恐れただろうか? そうではないはずだ。
我々はカルーへのリスペクトを欠くつもりはない。彼のことは愛している。単に日本の怪物が、ボガーツとアラエスよりも、指数関数的にパワフルなスイング、あらゆる指数関数的に優れた統計を持っていて、才能ある打者だと信じている」
MLBの殿堂入りを果たしているカルーの不可解な人選にすぐさま反論が飛ぶ。この事実もまた、大谷が米球界で認知された証拠と言えるのかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る
【関連フォト】『GQ』が公開した大谷翔平の“筋肉美ショット”をチェック!
事の発端となっているのは、現地時間1月17日に元ロサンゼルス・エンジェルスのロッド・カルーによるツイートだ。現役時代にMLB通算3053安打を記録した球史に残る安打製造機は、ファンからの「いまのメジャーリーグで最も才能のある打者は誰ですか?」という問いに、こう切り返したのだ。
【動画】史上最強打者の呼び声も!2021年に大谷翔平が放った“全46本塁打”を一挙振り返り!
「マイク・トラウト、ルイス・アラエス、ザンダー・ボガーツ、ブライス・ハーパー、バイロン・バクストン。他に誰を見逃しているかな?」
おそらく当人は何気なくリプライしたつもりだろう。しかし、他でもないエンジェルスのOBが放ったツイートには、同球団の専門メディア『Halo Hangout』が黙っていなかった。彼らはカルーに「素晴らしきレジェンドに敬意は表する。だが、彼はリストアップした選手たちの中にスポーツ史上最高のシーズンを送ったばかりの男であるショウヘイ・オオタニも含めるべきだった」と異論を唱えたのだ。
日頃からエンジェルスを追う『Halo Hangout』はカルーの人選に対して「オオタニは2021年に満場一致でアメリカン・リーグMVPになった。ボガーツやアラエスは、いまの彼と同じ銀河系にはいない」と強調。そして、次のように論じた。
「カルーの人選がなぜああなったのかは理解しがたい。たしかにアラエスは悪い打者ではないが、その才能で比較した時にはオオタニが見せているものには程遠い。彼の仕事ぶりと異能ぶりを考えた時に、アラエスが上回るとは思えない」
同メディアはボガーツとも比較して「オオタニのスイングは彼をはかるかに凌駕する。レッドソックスファン以外は、ボガーツとオオタニだったら誰もがオオタニを選ぶだろう」と断言。さらに昨シーズンの大谷がトラウト、アンソニー・レンドーン、ジャスティン・アップトンら強打者が相次いで故障離脱を余儀なくされた中で、驚異的なスタッツを残した点をクローズアップし、こう続けた。
「彼は打線のサポートがほとんど得られない状況下で、全盛期のバリー・ボンズ以上に歩かされた。もしも間違いだったら訂正してほしいのだが、他のチームはボガーツやアラエスをそこまで恐れただろうか? そうではないはずだ。
我々はカルーへのリスペクトを欠くつもりはない。彼のことは愛している。単に日本の怪物が、ボガーツとアラエスよりも、指数関数的にパワフルなスイング、あらゆる指数関数的に優れた統計を持っていて、才能ある打者だと信じている」
MLBの殿堂入りを果たしているカルーの不可解な人選にすぐさま反論が飛ぶ。この事実もまた、大谷が米球界で認知された証拠と言えるのかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る
【関連フォト】『GQ』が公開した大谷翔平の“筋肉美ショット”をチェック!