米球界の"盟主"を支える主砲の決断が注目を集めている。
現地時間3月15日、米紙『New York Post』などは、ニューヨーク・ヤンキースに所属するアーロン・ジャッジが、新型コロナウイルスワクチンの未接種を報道。このままでは、本拠地でプレーできない可能性があるとすっぱ抜いた。
【動画】存在感は絶大! ジャッジが放ったバックスクリーンへの特大アーチをチェック
今季に13年ぶりの世界制覇を目指しているヤンキースにとって、ジャッジは欠かせない主力だ。昨シーズンも打率.287、39本塁打、98打点、長打率.544、OPS.916と球界屈指のスラッガーとしての実力を見せつけた。
そんな大スターであるジャッジ。だが、同紙によれば、いまだワクチンは接種しておらず。そのため、ワクチン接種を義務付けているニューヨーク市の規定により、本拠地ヤンキース・スタジアムでプレーできない可能性が浮上しているというのだ。
球団はニューヨーク市に屋内スポーツと屋外スポーツの違いを考慮してもらえるよう働き掛けているというものの、NBAブルックリン・ネッツのカイリー・アービングが宗教上の理由で接種していないため、同市ではプレーできてない。そのため、特例が認められるかは未知数だという。
仮にプレーできないとなれば、ジャッジ自身にとっても小さくない影響はある。というのも、MLBは先日締結された新労使協定において、ワクチン未接種によって試合に出られない選手に対し、その間の報酬が払われず、メジャー登録日数も加算されないという規定を定めたのだ。
球団関係者はこの問題を開幕日までに解決すべく奔走している。ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMは「懸念はあるか? もちろんだ。ただ、我々は『対処しなければならない』ということしか今は言えない」とコメント。さらに指揮官のアーロン・ブーンも「最終的には個人に決定権があることだと思っている」と語ったうえで、「たしかに我々はその問題に対処すべく連携をしているけど、最終的には彼自身が判断すべき問題だ」と冷静に持論を口にした。
はたして、ヤンキースの絶対的主砲は、ワクチンを接種せずにプレーを続けるのか。その決断や規制緩和の問題は、大きな注目を集めそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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球団はニューヨーク市に屋内スポーツと屋外スポーツの違いを考慮してもらえるよう働き掛けているというものの、NBAブルックリン・ネッツのカイリー・アービングが宗教上の理由で接種していないため、同市ではプレーできてない。そのため、特例が認められるかは未知数だという。
仮にプレーできないとなれば、ジャッジ自身にとっても小さくない影響はある。というのも、MLBは先日締結された新労使協定において、ワクチン未接種によって試合に出られない選手に対し、その間の報酬が払われず、メジャー登録日数も加算されないという規定を定めたのだ。
球団関係者はこの問題を開幕日までに解決すべく奔走している。ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMは「懸念はあるか? もちろんだ。ただ、我々は『対処しなければならない』ということしか今は言えない」とコメント。さらに指揮官のアーロン・ブーンも「最終的には個人に決定権があることだと思っている」と語ったうえで、「たしかに我々はその問題に対処すべく連携をしているけど、最終的には彼自身が判断すべき問題だ」と冷静に持論を口にした。
はたして、ヤンキースの絶対的主砲は、ワクチンを接種せずにプレーを続けるのか。その決断や規制緩和の問題は、大きな注目を集めそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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