MLB

鈴木誠也が5年100億円でカブス入りへ! MLB屈指の実力派ベテラン外野手との競争は必至!?「これ以上にない補強だ」

THE DIGEST編集部

2022.03.17

広島からついに新天地が決した(?)。鈴木誠也のカブス入りが米メディアでも一斉に報じられている。(C)Getty Images

 日本球界が誇るスラッガーのシカゴ・カブス入団が決定的となった。

 99日間続いたMLBのロックアウトがようやく終わりを告げ、4月7日の開幕へ向けて移籍市場が一気に動き始めたMLB。そのなかで、広島からのポスティングを宣言していた鈴木誠也が、カブスと5年8500万ドル(約100億3000万円)の契約を締結したと複数の米メディアが伝えた。
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 このオフに高卒から9年間在籍した広島からポスティングシステムでのメジャー移籍を表明した鈴木。NPBで182本塁打を叩き込んできた特大のポテンシャルを持つ27歳には、10球団以上の争奪戦が勃発。昨年12月2日からロックアウトになり、入団交渉は一時凍結となったものの、シアトル・マリナーズ、ボストン・レッドソックス、サンフランシスコ・ジャイアンツ、サンディエゴ・パドレスなどとの交渉が報じられてきた。

 そのなかでカブスとの大型契約を締結した。米スポーツ専門局『ESPN』で同球団の番記者を務めるデビッド・キャプラン氏は、鈴木側とトム・リケッツ会長を含めたカブス首脳陣と会合したと報道。その場で8500万ドル+出来高というビッグディールを完遂させたとすっぱ抜いた。

 これを受け、米専門メディアも一斉に鈴木の動向にクローズアップ。MLBの移籍情報を日夜発信し続けている『MLB Trade Rumors』は、「彼は強力な打力を持った外野手で、MLBで成功を収めた日本人として、イチロー、ヒデキ・マツイ、そしてショウヘイ・オオタニに並びうるポテンシャルを持っている」と分析。そのうえでカブスの狙いを次のように記している。

「チームの再建中であるカブスにとってはこれ以上にない補強だ。スズキはNPBのゴールドグラブを5回受賞している強肩の外野手だ。カブスには、2年4400万ドル(約51億9200万円)の契約を残したジェイソン・ヘイワードがいるが、彼が打撃面で苦労しているところを見る限り、スズキがそのポジションを奪う可能性は大いにある」

 いまだ正式発表こそないものの、入団が秒読み段階とも言える鈴木。カブスではかつて福留孝介(現中日)がプレーしたが、そんなレジェンドを越える成績を残せるかに注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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