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「正直凄いと思わない方が強い」大谷翔平が米老舗雑誌のインタビューで明かした二刀流に対する“本音”と次の野望とは?

THE DIGEST編集部

2022.04.08

米老舗雑誌『TIME』の表紙を飾った大谷。現在の心境と今後の目標について語っている。(C)Getty Images

米老舗雑誌『TIME』の表紙を飾った大谷。現在の心境と今後の目標について語っている。(C)Getty Images

 現地時間4月7日、米老舗雑誌『TIME』が、最新号の表紙に大谷翔平を起用すると発表。公式YouTube上でインタビューの一部を公開した。

【動画】大谷翔平の実際のインタビュー動画をチェック!

 1923年の初創刊から長い歴史を誇る同誌の表紙を飾った27歳は、「特殊なことをやっている性質上、色々言われることも多いと思いますけど、そのなかでより印象に残る1ページになりたいと思っています」と二刀流への思いを打ち明けた。

 さらに今シーズンはMVPに輝いた昨季の数字に「近づくか、または超えていきたい」と意気込みを示した大谷は、「1回(達成)できたなら(ふたたび)できるだろうと思う人がいるなかでプレーするのは、プレッシャーになるときもありますけど、期待してもらえる楽しさのほうが大きい」とワクワクしている様子でこう続けた。

「自分がやったことは正直凄いと思わない部分のほうが強いですし、逆に自分ができないことをしている人のシーズンってなるとすごいと思うものなので……。単純に2つやっている人が少ないっていうのがその要因かなって思いますし、比較する対象がないので、今後そういう人たちが増えていけば、サンプルが増えていけば自分がどのくらいの数字だったのか理解が深まると思います」
 
 さらに現況について問われ、「野球がうまくなるためのトレーニングをしていますし、野球がうまくなるための食事をしていますし、そういう生活をしたいなと思っています」と告白した大谷は、続けざまに今後の目標を2つ掲げた。

「ワールドシリーズでチャンピオンになってみたい。それとやっぱり殿堂入りするようなそういうシーズンを長いこと続けられる、それだけのパフォーマンスを長く続けられるようにしたいですね」

 昨年は投打で輝かしい成績を残し、歴史的なシーズンを送った大谷。同日に開催されたヒューストン・アストロズとの開幕戦では惜しくも初勝利こそ逃したが、今後に期待を持てるパフォーマンスを見せてくれただけに、本人が掲げた目標に近づけるかに引き続き注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

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