メジャーリーグ、シカゴ・カブスの鈴木誠也は、現地時間12日に行われたピッツバーグ・パイレーツ戦でメジャー移籍後初となる二打席連続でのホームランを記録した。開幕4試合で3本目と、スラッガーとしての自身のキャラクターを如何なく発揮している。
0対0で迎えた5回表の第二打席、パイレーツ先発左腕ホセ・キンタナに対し、フルカウントから真ん中高めの速球を右中間スタンドへ運び、試合の均衡を破る。さらに7回の3打席目は、アンソニー・バンダの92マイルのストレートをフルスイング、完璧に捕らえた打球は高く舞い上がり、レフトスタンドへと吸い込まれた。
【関連記事】MLB通算83勝左腕が「恐ろしい存在」と脱帽! 開幕4戦3発と鈴木誠也が打ちまくる理由をカブスコーチが分析 いずれも、鈴木のパワーはもちろん、広角に打ち分ける高い打撃技術も披露された見事なバッティングであり、何より拮抗した試合展開で勝利を呼び込む、値千金の本塁打となった。
開幕から4試合連続安打、本塁打も2試合連続と、最高の形でシーズンのスタートを切っている鈴木。そして海外でも、この日本人ルーキーの好調ぶりに注目し、過去の記録などと照らし合わせて報じているメディアもあるようだ。
メキシコニュースサイト『El Fildeo』では、ここまで鈴木が記録している4試合で3本塁打というスタッツが、日本人プレーヤーでは過去の大谷翔平と同等の内容だと伝えている。
記事では「4試合でこの本塁打数を記録した日本人選手は、2018年にエンゼルスでデビューし、新人王になった年のショウヘイ・オオタニのみ」と綴っており、「早くも重要な記録を残し始めている」と本塁打のペースを評した。
大谷はメジャー1年目の2018年、打者として出場した2試合目より、3戦連続で本塁打を記録、海を渡った日本人野手では鈴木が、大谷以来2人目となるメジャー1年目での「4戦3発」であると同メディアは主張している。同年の大谷は22本塁打を放つなど、投打で鮮やかな活躍を見せ新人王タイトル獲得、鈴木の成績にもさらに視線が集まることは必至だ。
さらに「アメリカンリーグのMVPであり、現在の日本野球界で最も優れた選手と記録を共有することは、アジアの国の誇りだ」と称えている他、「スズキがこのパワーを維持することで、カブスのナショナルリーグ中地区でのタイトル争いにも近づくはずだ」と述べている。
称賛の声にはさまざまな期待が込められている。そして始まったばかりのシーズン、その声はさらに増えていくことも間違いないだろう。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】鈴木誠也、メジャーで初の1試合2ホーマー! レフトスタンドへ運んだ第3号をチェック
【関連記事】“神ってる”鈴木誠也、地元局も驚嘆の2打席連続弾! 新人では102年で初の偉業も創出
0対0で迎えた5回表の第二打席、パイレーツ先発左腕ホセ・キンタナに対し、フルカウントから真ん中高めの速球を右中間スタンドへ運び、試合の均衡を破る。さらに7回の3打席目は、アンソニー・バンダの92マイルのストレートをフルスイング、完璧に捕らえた打球は高く舞い上がり、レフトスタンドへと吸い込まれた。
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開幕から4試合連続安打、本塁打も2試合連続と、最高の形でシーズンのスタートを切っている鈴木。そして海外でも、この日本人ルーキーの好調ぶりに注目し、過去の記録などと照らし合わせて報じているメディアもあるようだ。
メキシコニュースサイト『El Fildeo』では、ここまで鈴木が記録している4試合で3本塁打というスタッツが、日本人プレーヤーでは過去の大谷翔平と同等の内容だと伝えている。
記事では「4試合でこの本塁打数を記録した日本人選手は、2018年にエンゼルスでデビューし、新人王になった年のショウヘイ・オオタニのみ」と綴っており、「早くも重要な記録を残し始めている」と本塁打のペースを評した。
大谷はメジャー1年目の2018年、打者として出場した2試合目より、3戦連続で本塁打を記録、海を渡った日本人野手では鈴木が、大谷以来2人目となるメジャー1年目での「4戦3発」であると同メディアは主張している。同年の大谷は22本塁打を放つなど、投打で鮮やかな活躍を見せ新人王タイトル獲得、鈴木の成績にもさらに視線が集まることは必至だ。
さらに「アメリカンリーグのMVPであり、現在の日本野球界で最も優れた選手と記録を共有することは、アジアの国の誇りだ」と称えている他、「スズキがこのパワーを維持することで、カブスのナショナルリーグ中地区でのタイトル争いにも近づくはずだ」と述べている。
称賛の声にはさまざまな期待が込められている。そして始まったばかりのシーズン、その声はさらに増えていくことも間違いないだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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