"令和の怪物"に世界が酔いしれている。
4月17日、千葉ロッテの佐々木朗希は本拠地での日本ハム戦に先発すると、8回まで完全試合の圧巻のパフォーマンスを披露。前週(4月10日)のオリックス戦でプロ野球史上16人目のパーフェクト・ゲームを、13者連続奪三振をはじめ数々の記録を打ち立ててやってのけた20歳の剛腕は、またしても相手打線を文字通り完璧に封じたのである。
【動画】日ハム打線が手も足も出ず! 佐々木朗希の快投シーンをチェック
もっとも、「7回終わった時点で朗希が、ちょっとへばりつつあったんで」と語った井口資仁監督が8回終了時点での降板を決意。誰もが夢見たであろう前人未到の2試合連続完全試合は達成されなかった。
未遂に終わったとはいえ、やはり偉業だ。なにせ52人ものプロの打者を一人も出塁させなかったのだ。並大抵の技術やメンタリティー、そしてちょっとの運がなければおそらく成しえない。
それゆえに佐々木の快投は海を越え、"野球の本場"でも大きな衝撃となっている。米放送局『CBS Sports』は「日本の怪物ロウキ・ササキがまたやった」と列島を沸かせた快投をレポートし、「先週のパーフェクト・ゲーム以来となる先発マウンドで、彼はふたたび完全投球をやってのけたのである」と興奮気味に伝えた。
また、同メディアは、井口監督が決意した途中降板について「8イニング連続完全投球、そして14奪三振を記録していたササキを下ろすのは容易ではない」と理解を示し、「すべては102球を投げた彼の腕の状態を守るためだ」と熱っぽく記した。
そして、最後に同メディアは佐々木の将来について、次のように論じている。
「ササキがいつMLBにやってくるかは不明だ。彼が国際フリーエージェントの資格を得るには最低9年のサービスタイムが必要で、ポスティングシステムによってMLB行きを希望することはできるが、決してそれは義務ではない」
まるで漫画のような非現実的なピッチングを続ける佐々木。彼が投じるボールには、いまや世界が熱視線を送っている。
構成●THE DIGEST編集部
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4月17日、千葉ロッテの佐々木朗希は本拠地での日本ハム戦に先発すると、8回まで完全試合の圧巻のパフォーマンスを披露。前週(4月10日)のオリックス戦でプロ野球史上16人目のパーフェクト・ゲームを、13者連続奪三振をはじめ数々の記録を打ち立ててやってのけた20歳の剛腕は、またしても相手打線を文字通り完璧に封じたのである。
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もっとも、「7回終わった時点で朗希が、ちょっとへばりつつあったんで」と語った井口資仁監督が8回終了時点での降板を決意。誰もが夢見たであろう前人未到の2試合連続完全試合は達成されなかった。
未遂に終わったとはいえ、やはり偉業だ。なにせ52人ものプロの打者を一人も出塁させなかったのだ。並大抵の技術やメンタリティー、そしてちょっとの運がなければおそらく成しえない。
それゆえに佐々木の快投は海を越え、"野球の本場"でも大きな衝撃となっている。米放送局『CBS Sports』は「日本の怪物ロウキ・ササキがまたやった」と列島を沸かせた快投をレポートし、「先週のパーフェクト・ゲーム以来となる先発マウンドで、彼はふたたび完全投球をやってのけたのである」と興奮気味に伝えた。
また、同メディアは、井口監督が決意した途中降板について「8イニング連続完全投球、そして14奪三振を記録していたササキを下ろすのは容易ではない」と理解を示し、「すべては102球を投げた彼の腕の状態を守るためだ」と熱っぽく記した。
そして、最後に同メディアは佐々木の将来について、次のように論じている。
「ササキがいつMLBにやってくるかは不明だ。彼が国際フリーエージェントの資格を得るには最低9年のサービスタイムが必要で、ポスティングシステムによってMLB行きを希望することはできるが、決してそれは義務ではない」
まるで漫画のような非現実的なピッチングを続ける佐々木。彼が投じるボールには、いまや世界が熱視線を送っている。
構成●THE DIGEST編集部
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