今季からメジャーリーグに挑戦している鈴木誠也(シカゴ・カブス)の勢いが止まらない。現地時間4月17日には、敵地で行なわれたコロラド・ロッキーズ戦で5試合ぶりとなる今季4号ソロを放った。
【動画】逆方向へ圧巻弾! 鈴木誠也の今季4本目のアーチをチェック
この試合でも「5番・右翼」で先発した鈴木は、1打席目から二度の四球(1度は申告敬遠)を選ぶなど出塁して存在感をアピール。そして7回1死無塁の場面で2番手の右腕アシュトン・グドーと対峙した彼は、カウント1-1からの3球目、93マイル(約149.6キロ)の4シームを逆方方向へ飛ばした。28度の角度で上がった打球は、ぐんぐん伸びて382フィート(約116.4メートル)先の右翼席へと消えていった。
ボール球を見送り、甘い球を逃さない鈴木の対応力には、チームを率いるデビッド・ロス監督も、「彼は本当に選球眼が優れた選手だ」と顔がほころぶ。そして「彼の打席は極めて落ち着いているね」と称えた。
実はこの試合では鈴木の選球眼がクローズアップされる場面があった。3回の第2打席に見逃し三振となったのだが、ボールカウント3‐2から投じられた6球目がストライクゾーンより外側に外れたボール球だったのだ。
これをしっかりと見極めていた27歳にロス監督は、「コンタクト率についてはよく聞くけど、ただ自分の球を見つけているだけだ。スズキはあの速い球と、エグい変化球に直面したものの外角の球に手を出さなかったのは本当に素晴らしい」と評した。
今季本塁打4本は、現在ナショナル・リーグ2位タイだ。打率.400、OPS1.503と上々のスタートを切ったサムライには、さらなる期待が寄せられそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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この試合でも「5番・右翼」で先発した鈴木は、1打席目から二度の四球(1度は申告敬遠)を選ぶなど出塁して存在感をアピール。そして7回1死無塁の場面で2番手の右腕アシュトン・グドーと対峙した彼は、カウント1-1からの3球目、93マイル(約149.6キロ)の4シームを逆方方向へ飛ばした。28度の角度で上がった打球は、ぐんぐん伸びて382フィート(約116.4メートル)先の右翼席へと消えていった。
ボール球を見送り、甘い球を逃さない鈴木の対応力には、チームを率いるデビッド・ロス監督も、「彼は本当に選球眼が優れた選手だ」と顔がほころぶ。そして「彼の打席は極めて落ち着いているね」と称えた。
実はこの試合では鈴木の選球眼がクローズアップされる場面があった。3回の第2打席に見逃し三振となったのだが、ボールカウント3‐2から投じられた6球目がストライクゾーンより外側に外れたボール球だったのだ。
これをしっかりと見極めていた27歳にロス監督は、「コンタクト率についてはよく聞くけど、ただ自分の球を見つけているだけだ。スズキはあの速い球と、エグい変化球に直面したものの外角の球に手を出さなかったのは本当に素晴らしい」と評した。
今季本塁打4本は、現在ナショナル・リーグ2位タイだ。打率.400、OPS1.503と上々のスタートを切ったサムライには、さらなる期待が寄せられそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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