プロ野球

「野球に正解はない!」佐々木朗希の8回降板に上原浩治が見解。自分が同じ場面なら「投げたいって言うでしょうね」

THE DIGEST編集部

2022.04.19

17イニング連続パーフェクトと無双状態の佐々木だが、偉業達成を目前にした降板の判断にはさまざまな意見が飛び交っている。写真:産経新聞社、Getty Images

 異次元のパフォーマンスが止まらないロッテの佐々木朗希。その無双ぶりに球界が沸くなか、偉業達成目前での8回降板という判断には、各方面で論争が巻き起こっている。

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 4月10日のオリックス戦で完全試合を成し遂げた佐々木は、17日の日本ハム戦もあれよあれよとアウトカウントの量産。しかし、史上初の2試合連続完全試合まであと3人と迫ったタイミングで、井口資仁監督が投手交代を宣言。弱冠二十歳の右腕の将来を見据えての決断だった。

 この采配には、インターネット上ではさまざまな意見が上がった。なかでも今回、公式ツイッターを更新し、「監督と本人が話し合って、両者が納得してればそれでいいんじゃないかな…」と発信しているのが、現役時代に巨人やボストン・レッドソックスなどで活躍した上原浩治氏だ。

 続く文面に、「考え方は人それぞれ。何が正解かは分かりません。野球に正解はない!って思ってます」と自身の見解を綴った上原氏は、「今回のことが、選手寿命が延びるかどうか…これも誰も分かりません。第3者の自分たちは見守るしかない…」と冷静に意見を記している。

 また、このツイートに対するリプライ欄では、もし自身が佐々木の立場だったなら「投げたいって言うでしょうね」ともコメント。もちろんファンの中からは、歴史的快挙達成の瞬間を見たかったという声も多く上がっているが、「自分もその1人」と泣き笑いの顔文字を添えた。

構成●THE DIGEST編集部

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