菊池雄星(トロント・ブルージェイズ)の“思わぬ失敗”が、現地では小さくない話題となっている。
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それは、現地時間4月19日のボストン・レッドソックス戦2回の先頭打者J.D.マルティネスにフルカウントとした場面だ。サムライ左腕は勝負の1球を投げようと、投手板に足をかけセットポジションに入ろうした。だがここで一塁塁審のエンジェル・ヘルナンデス審判員に「違反投球行為」と判定が下された。実はセットポジションに入る間に、指を舐めてからボールに触ったからだ。
その結果、記録上では故意四球となり、J.D.マルティネスに出塁を許したのだ。この珍しい光景に、現地紙『New Your Post』でも取り上げられている。同紙は「ヘルナンデス氏は長年に渡って誤判定でしばしば非難を浴びてきたが、今回は正しい判定を下した」と菊池の過ちを報じた。
規則によれば、「投手板を囲む18フィート(約5.49メートル)のサークル内にいるときには、口や唇に触れた指でボールに触れてはいけない。投手はボールやプレートに触れる前に、指をしっかり拭いた状態にしておかなければならない」と定められている。
華氏47度(摂氏8.33度)であったことから、「寒い状況は例外もあるが、火曜日の夜のボストン戦は華氏40度(摂氏4.44度)を超えていたので、そのような条件ではなかった」と同紙は綴っている。
また現地スポーツ専門メディア『DRaysBay』のブレット・ラザフォード記者は、「キクチは絶対に知っていなければいけない、どのレベルでも適用されているルールだ」と厳しい目で指摘した。
この初歩的なミスを犯した菊池だが、この日は5回を被安打3、1失点、3奪三振、与四球3と好投している。しかし、仲間の援護がなく勝敗付かずに降板。チームは1-0で敗退した。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】「絶対に知っていなければいけない!」初歩的なミスで“違反投球行為”をとられた菊池
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その結果、記録上では故意四球となり、J.D.マルティネスに出塁を許したのだ。この珍しい光景に、現地紙『New Your Post』でも取り上げられている。同紙は「ヘルナンデス氏は長年に渡って誤判定でしばしば非難を浴びてきたが、今回は正しい判定を下した」と菊池の過ちを報じた。
規則によれば、「投手板を囲む18フィート(約5.49メートル)のサークル内にいるときには、口や唇に触れた指でボールに触れてはいけない。投手はボールやプレートに触れる前に、指をしっかり拭いた状態にしておかなければならない」と定められている。
華氏47度(摂氏8.33度)であったことから、「寒い状況は例外もあるが、火曜日の夜のボストン戦は華氏40度(摂氏4.44度)を超えていたので、そのような条件ではなかった」と同紙は綴っている。
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この初歩的なミスを犯した菊池だが、この日は5回を被安打3、1失点、3奪三振、与四球3と好投している。しかし、仲間の援護がなく勝敗付かずに降板。チームは1-0で敗退した。
構成●THE DIGEST編集部
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