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「これは面白い」レイズの二刀流戦士が笑い飛ばした“データ”とは?トラウトの容赦ない一発には「君は幸運だね」

THE DIGEST編集部

2022.05.13

外野手のフィリップスだが、10日にはキャリア3度目のマウンドに上がった。(C)Getty Images

外野手のフィリップスだが、10日にはキャリア3度目のマウンドに上がった。(C)Getty Images

「球界最強のひょうきん男」は、球場外でもファンを喜ばせている。

 タンパベイ・レイズの外野手ブレット・フィリップスは、現地時間5月10日のロサンゼルス・エンジェルス戦で、敗戦処理として今季2度目の登板を果たした。

 この日は4回から右翼手としてプレーしていたフィリップス。彼に登板機会が巡ってきたのは、エンジェルスに0対8と大差に広げられていた8回だった。

 昨シーズンに1度、そして先月11日のオークランド・アスレティックス戦で、それぞれ登板経験のあるフィリップスだったが、波に乗るエンジェルス打線は止まらなかった。

 フィリップスは1死一塁の場面で主砲マイク・トラウトに一発を浴びると、続く大谷翔平に二塁打、さらに右打者アンソニー・レンドーンには左打席から2ランを放たれた。結局1回を被安打5、4失点とエンジェルス打線に見事につかまってしまったのだ。

 レイズの二刀流戦士が残した悲惨な結果は、『MLB.com』をはじめとする各公式データにすぐさま反映された。そして米データ専門サイト『Baseball Reference』は、総合的な勝利貢献度を示す「WAR」も算出。打撃では「0.3」あるフィリップスだが、投手では「-0.3」を示し、トータル「0」となったのだ。

 これに即座に反応したのが、他でもないフィリップス本人だった。彼は自身のTwitterで「ハハハ、これは面白い」と自身の失態を笑い飛ばすと、容赦ないホームランを放ったトラウトに対しては、「君は(打てて)幸運だね」と陽気にメッセージを送っている。

 独特すぎるフォームでファンを沸かせるなど、野球界を盛り上げる27歳。そんな彼のユーモアたっぷりなSNSの投稿もまたファンにとっては嬉しいものであるようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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