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森下暢仁に投げ勝ち、牧秀悟らを圧倒――。“ノーノー達成”のエンジェルス左腕は3年前に日本でも異彩を放った逸材

THE DIGEST編集部

2022.05.11

ノーヒッターを達成して会心のガッツポーズを見せたデトマーズ。22歳の逸材は、球界にその名を轟かせた。(C)Getty Images

ノーヒッターを達成して会心のガッツポーズを見せたデトマーズ。22歳の逸材は、球界にその名を轟かせた。(C)Getty Images

 若き左腕が偉業を達成した。現地時間5月10日に行なわれたタンパベイ・レイズ戦で、ロサンゼルス・エンジェルスのリード・デトマーズが、球史に名を刻むノーヒッターを達成した。

 あれよ、あれよとアウトカウントが増えていった。この日のデトマーズは93.3マイル(約150キロ)前後の4シーム、緩いカーブ、スライダーのコンビネーションでレイズ打線を翻弄。制球力も冴えわたり、四球と失策からそれぞれ走者を許したが、最後の打者ヤンディ・ディアズをショートゴロに仕留め、単独では球団史上で12年5月2日のツインズ戦でジャレッド・ウィーバー以来となる快挙を成し遂げた。

 球団史上最年少となる22歳と307日でノーノーをやり遂げた左腕。試合後にはエンジェルスを率いるジョー・マッドン監督が「今夜のマウンドでの存在感は特別だった」と絶賛したばかりか、SNSでトレンドとなるなど、デトマーズの名は球界に轟いた。

 もっとも、彼の才覚はプロ入り前から折り紙つきで、日本でも図抜けたポテンシャルを発揮していた。2019年7月に行なわれた日米大学野球選手権大会では、日本の大学ナンバーワンと言われていた森下暢仁(現広島)と投げ合い、見事に勝利していた。
 この試合の日本代表打線には、牧秀悟(現横浜)、佐藤都志也(現ロッテ)、郡司裕也(現中日)らプロ入りを果たす逸材が居並んだ。だが、「マウンドで支配的だった」(米代表監督ダン・マクドネル談)デトマーズは5回1安打無失点と好投。ちなみにこの試合で日本唯一のヒットを打ったのは、柳町達(現ソフトバンク)である。

 アマチュア時代に国際舞台でも声価を高めたデトマーズは、2020年にドラフト全体10位という高評価でエンジェルスに入団。そして実質1年目だった昨季にメジャーデビューを果たすと、初登板から3試合目となったヒューストン・アストロズ戦で初勝利をマーク。白星はその1勝にとどまったが、今季の覚醒は大いに期待されていた。

 周囲の期待に違わぬハイパフォーマンスを披露したデトマーズ。逸材左腕のこれからにますます注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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