球界最高峰の舞台と言われるメジャーリーグで“珍事”が起きた。話題沸騰となっているのは、現地時間5月15日に行なわれたシンシナティ・レッズ対ピッツバーグ・パイレーツの試合だ。
この試合はレッズ投手陣が圧巻の投球で、序盤からパイレーツ打線を牛耳っていた。先発した“大物ルーキー”のハンター・グリーンが、最速100.8マイル(約162.2キロ)、平均球速98.9マイル(約159.2キロ)という異次元の4シームを軸としたピッチングで7回1/3イニング(118球)を投げ、5四球、9奪三振、ノーヒットという快投を披露。
だが、この日もチーム打率.216(30球団中27位)の打線から援護はなかった。すると、8回1死一、二塁の局面でハンターから後を継いだ2番手アート・ウォーレンが先頭に四球を与えて満塁のピンチを背負うと、続くケブライアン・ヘイズのショートゴロでゲッツーを奪えずに1点を失った。
続くブライアン・レイノルズをショートフライに打ち取って追加点は与えず、ヒットは許さなかったレッズ。だが、最終回も味方打線がゼロに抑えられてしまい、なんとパイレーツに無安打でもぎ取られた1点で勝ちを拾われるというミラクルをやってのけられてしまったのだ。 いわゆる近代野球が始まったとされる1901年以降で、無安打勝利を飾ったのはパイレーツが史上6チーム目。メジャーでは2008年6月28日のロサンゼルス・ドジャース(対ロサンゼルス・エンジェルス)以来、14年ぶりの珍事だ。
レッズからしてみれば、9勝26敗という惨憺たる戦績で、ナ・リーグ中地区最下位に沈む今季を象徴するような敗戦だった。他でもないグリーンが「違う結果になっていたら良いと思うし、僕のピッチングに対する称賛を受け流すのは簡単じゃない。だけど、これが現実だ」と嘆くように、ノーヒットに抑えながらの敗戦はやはり重い。
地元メディアも彼らを辛辣に糾弾する。地元日刊紙『The Enquirer』は「グリーンはやはりスペシャルな存在だ。彼は自身の未来がどれだけ明るいかを示した」と22歳の剛腕を称えつつ、「グリーンが100球を超えたあたりでレッズがブルペンでほとんど投手を準備させていなかったのには驚いた」と首脳陣の判断を批判した。
屈辱的な敗戦を喫したレッズ。次回登板では、怪物右腕のグリーンに白星を与えられるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】“大谷贔屓”だった地元局へ不満を漏らした米リポーターに非難殺到!「歴史に残る天才について話すべきではないのか?」
【関連記事】日本総領事の始球式中止が物議! マウンドを“譲らなかった”メッツ大投手シャーザーに非難の声も「必要のなかった国際的問題だ」
この試合はレッズ投手陣が圧巻の投球で、序盤からパイレーツ打線を牛耳っていた。先発した“大物ルーキー”のハンター・グリーンが、最速100.8マイル(約162.2キロ)、平均球速98.9マイル(約159.2キロ)という異次元の4シームを軸としたピッチングで7回1/3イニング(118球)を投げ、5四球、9奪三振、ノーヒットという快投を披露。
だが、この日もチーム打率.216(30球団中27位)の打線から援護はなかった。すると、8回1死一、二塁の局面でハンターから後を継いだ2番手アート・ウォーレンが先頭に四球を与えて満塁のピンチを背負うと、続くケブライアン・ヘイズのショートゴロでゲッツーを奪えずに1点を失った。
続くブライアン・レイノルズをショートフライに打ち取って追加点は与えず、ヒットは許さなかったレッズ。だが、最終回も味方打線がゼロに抑えられてしまい、なんとパイレーツに無安打でもぎ取られた1点で勝ちを拾われるというミラクルをやってのけられてしまったのだ。 いわゆる近代野球が始まったとされる1901年以降で、無安打勝利を飾ったのはパイレーツが史上6チーム目。メジャーでは2008年6月28日のロサンゼルス・ドジャース(対ロサンゼルス・エンジェルス)以来、14年ぶりの珍事だ。
レッズからしてみれば、9勝26敗という惨憺たる戦績で、ナ・リーグ中地区最下位に沈む今季を象徴するような敗戦だった。他でもないグリーンが「違う結果になっていたら良いと思うし、僕のピッチングに対する称賛を受け流すのは簡単じゃない。だけど、これが現実だ」と嘆くように、ノーヒットに抑えながらの敗戦はやはり重い。
地元メディアも彼らを辛辣に糾弾する。地元日刊紙『The Enquirer』は「グリーンはやはりスペシャルな存在だ。彼は自身の未来がどれだけ明るいかを示した」と22歳の剛腕を称えつつ、「グリーンが100球を超えたあたりでレッズがブルペンでほとんど投手を準備させていなかったのには驚いた」と首脳陣の判断を批判した。
屈辱的な敗戦を喫したレッズ。次回登板では、怪物右腕のグリーンに白星を与えられるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】“大谷贔屓”だった地元局へ不満を漏らした米リポーターに非難殺到!「歴史に残る天才について話すべきではないのか?」
【関連記事】日本総領事の始球式中止が物議! マウンドを“譲らなかった”メッツ大投手シャーザーに非難の声も「必要のなかった国際的問題だ」
関連記事
- “デグロム超え”の豪腕グリーンより上! 佐々木朗希に現地メディアが感嘆。「日本にも同じクラスのスピードで、そして完全試合の男がいる」
- “大谷贔屓”だった地元局へ不満を漏らした米リポーターに非難殺到!「歴史に残る天才について話すべきではないのか?」
- 日本総領事の始球式中止が物議! マウンドを“譲らなかった”メッツ大投手シャーザーに非難の声も「必要のなかった国際的問題だ」
- 「なんて光景だ」“異様だった”大谷翔平のレッドソックス戦のブルペン投球に、米コレクターも驚嘆!「これだけの人が集まっている」
- 記録か、選手生命か――。佐々木朗希の8回完全降板で思い出した“幻の名投手”伊藤智仁の悲劇<SLUGGER>