6月7日からベルーナドームにて西武vs巨人の交流戦3連戦が開催されるのに合わせ、西武鉄道は各試合に先駆けて「レジェンド・エクスプレス・ツアー」と銘打ったイベントを初めて開催。両軍の往年の名選手たちが集結し、ファンと交流する。
「レジェンド・エクスプレス・ツアー」は、池袋駅から西武球場前駅まで、ツアー専用の特別列車が運行するイベントだ。10両編成の各車両には両軍のレジェンドOBが1人ずつ乗り込み、ツアー参加者とトークショーや記念撮影を行った。初日となる7日は、西武のレジェンドOBとして平野謙、松沼博久、石毛宏典、西崎幸広、巨人のレジェンドOBとして鹿取義隆、定岡正二、槙原寛己、村田真一、角盈男の各氏が参加した。
ツアー終了後に取材に応じた石毛は「久々にファンの皆さんと交流できて楽しかった」と満面の笑み。「フィールドとスタンドの距離感ではなく、ファンの皆さんとこれだけ近い距離で交流できてよかった。現場から離れてかなり年も取ってしまったが、年を取ったなりの野球界の見方や、野球界の未来がどうなってほしいのかについて語ることができて、物凄く有意義な時間だった」と振り返った。
両軍のOBが集結して、このようなイベントが行われるのはかなり珍しいということもあり、企画にも携わった角は「少しでも今のプロ野球を盛り上げたいと初めての試みにチャレンジしてみたが、とても良かった」と会心の表情だった。
また、2人が現役だった1980年代の巨人対西武の日本シリーズに話が及ぶと、石毛は「球界の盟主である巨人をどう倒そうかと試行錯誤する、非常に刺激のある戦いだった」と述懐。「逆転あり、サヨナラありの好ゲームを最高の檜舞台でやることができたのは、プレーしていた僕らも楽しかったし、お客さんも楽しんでくれたんじゃないかな。そういう面では野球の魅力を発揮できた好敵手だった」とライバルに称賛を惜しまなかった。
これには角も「当時の西武は非常に脅威で、僕らも打倒・西武で臨んでいた。球界の盟主はどちらかと言うと西武の方だったんじゃないかな(笑)」と応じて、「球界の盟主をかけた戦い」と言われた宿命の対決に思いを馳せていた。
「レジェンド・エクスプレス・ツアー」は、3連戦が終了する9日までの3日間開催され、総勢12名のレジェンドOBが参加し、両軍の対決を盛り上げる。
構成●SLUGGER編集部
「レジェンド・エクスプレス・ツアー」は、池袋駅から西武球場前駅まで、ツアー専用の特別列車が運行するイベントだ。10両編成の各車両には両軍のレジェンドOBが1人ずつ乗り込み、ツアー参加者とトークショーや記念撮影を行った。初日となる7日は、西武のレジェンドOBとして平野謙、松沼博久、石毛宏典、西崎幸広、巨人のレジェンドOBとして鹿取義隆、定岡正二、槙原寛己、村田真一、角盈男の各氏が参加した。
ツアー終了後に取材に応じた石毛は「久々にファンの皆さんと交流できて楽しかった」と満面の笑み。「フィールドとスタンドの距離感ではなく、ファンの皆さんとこれだけ近い距離で交流できてよかった。現場から離れてかなり年も取ってしまったが、年を取ったなりの野球界の見方や、野球界の未来がどうなってほしいのかについて語ることができて、物凄く有意義な時間だった」と振り返った。
両軍のOBが集結して、このようなイベントが行われるのはかなり珍しいということもあり、企画にも携わった角は「少しでも今のプロ野球を盛り上げたいと初めての試みにチャレンジしてみたが、とても良かった」と会心の表情だった。
また、2人が現役だった1980年代の巨人対西武の日本シリーズに話が及ぶと、石毛は「球界の盟主である巨人をどう倒そうかと試行錯誤する、非常に刺激のある戦いだった」と述懐。「逆転あり、サヨナラありの好ゲームを最高の檜舞台でやることができたのは、プレーしていた僕らも楽しかったし、お客さんも楽しんでくれたんじゃないかな。そういう面では野球の魅力を発揮できた好敵手だった」とライバルに称賛を惜しまなかった。
これには角も「当時の西武は非常に脅威で、僕らも打倒・西武で臨んでいた。球界の盟主はどちらかと言うと西武の方だったんじゃないかな(笑)」と応じて、「球界の盟主をかけた戦い」と言われた宿命の対決に思いを馳せていた。
「レジェンド・エクスプレス・ツアー」は、3連戦が終了する9日までの3日間開催され、総勢12名のレジェンドOBが参加し、両軍の対決を盛り上げる。
構成●SLUGGER編集部