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「こんなのは見たことがない!」トラウトの折れたバットが球審に直撃!衝撃の“流血シーン”に「とても恐ろしい」と米記者騒然

THE DIGEST編集部

2022.06.15

トラウト(右)の折れたバットが直撃したトムリンソン球審(左)。この前代未聞の光景に球場内も騒然となった。(C) Getty Images

トラウト(右)の折れたバットが直撃したトムリンソン球審(左)。この前代未聞の光景に球場内も騒然となった。(C) Getty Images

 現地時間6月14日に行なわれたロサンゼルス・ドジャース対ロサンゼルス・エンジェルス戦でまさかのアクシデントが起こった。

【動画】トラウトのバットが折れて球審の顔面を直撃!米記者も衝撃を受けたシーンをチェック

 2点ビハインドで迎えた9回1死の場面だった。エンジェルスの2番マイク・トラウトは、相手クローザーのクレイグ・キンブレルが投じたストレートを詰まりながらもセンター前へと弾き返す。このとき、彼の使用していたバットは根元から折れ、その先端部分がスコット・トムリンソン球審のマスクの隙間をすり抜けて顔面に直撃してしまったのだ。

 トムリンソン球審はその場で倒れ込んで応急処置を受けたが控室へ。打った直後に危険を察知したトラウトも一塁のベース上で、心配そうな表情で見守ったが、復帰できずに異例の交代を余儀なくされた。なお、試合は二塁塁審が急遽、球審を務める3人体制で行なわれた。

 この衝撃のアクシデントに、米放送局『Fox Sports』のアナリストを務めるベン・バーランダー氏は、実際の映像を共有したうえで「とても恐ろしいシーンだ。マイク・トラウトのバットが折れて、球審の顔面に直撃した。彼は少しダウンしていて、最終的にゲームから出て行った」と伝えている。
 
 さらに、米ニュース専門放送局『MSNBC』のエグゼクティブプロデューサーを務めるローレン・ペイコフ氏も「トラウトの粉々になったバットの破片が審判に当たった瞬間…こんなのは見たことがない! 彼はそのまま引き下がった」と驚きをもって呟いている。

 なお、トムリンソン球審に顔面を切った以外に大きな怪我はないという。後遺症の残るような事態に至らなかったのは幸いだった。

構成●THE DIGEST編集部

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