現地時間6月26日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は本拠地エンジェル・スタジアムで行なわれているシアトル・マリナーズ戦に「3番・DH」で先発出場。2打数無安打も2四球を選んだ。
前日の9回、マイク・トラウトの頭部付近にボールが投じられたことが原因で、この日の試合は初回から大荒れ。エンジェルス先発のアンドリュー・ウォンツが、マリナーズの2番フリオ・ロドリゲスの顔付近に投球して、審判団から警告が発せられた。
だが2回、ウォンツが先頭の4番ジェシー・ウィンカーの臀部に死球を与えたのを皮切りに、マリナーズナインがエンジェルスベンチへ殺到して大乱闘が勃発した。この騒ぎでエンジェルスはフィル・ネビン監督代行とウォンツの他、自軍ベンチも荒らすほどの大立ち回りを演じた守護神のライセル・イグレシアス、そしてライアン・テペラの4人が退場に。マリナーズもスコット・サーバイス監督、ウィンカーにロドリゲス、そしてJP・クロフォ-ドの4人に退場処分が宣告された。なお、大谷はこの乱闘でなだめ役を演じていたため、その後も引き続き出場した。
大乱闘の一方で、ゲーム自体は意外にも静かな展開で推移する。ウォンツの後を受けたホゼ・スアレスが、6イニングで8三振を奪う好投。6回にエイブラハム・トロのソロ本塁打で先取点を許すものの、エンジェルスも7回裏に反撃。ルイス・レンジーフォのホームランで同点に追いつき、2死一、二塁の好機で4番のデビッド・マッキノンがタイムリーを放って逆転に成功した。
守護神のイグレシアスの不在もオリバー・オルテガが8・9回を無失点に抑える活躍で穴を埋め、エンジェルスが2対1で勝利。再び地区3位に浮上した。大谷は第1、第2打席に続けて四球を選び、2打数無安打2四球。5回の第3打席と7回の第4打席はいずれもトラウトが敬遠された後に回ってきたが、ヒットを打つことはできなかった。
構成●SLUGGER編集部
前日の9回、マイク・トラウトの頭部付近にボールが投じられたことが原因で、この日の試合は初回から大荒れ。エンジェルス先発のアンドリュー・ウォンツが、マリナーズの2番フリオ・ロドリゲスの顔付近に投球して、審判団から警告が発せられた。
だが2回、ウォンツが先頭の4番ジェシー・ウィンカーの臀部に死球を与えたのを皮切りに、マリナーズナインがエンジェルスベンチへ殺到して大乱闘が勃発した。この騒ぎでエンジェルスはフィル・ネビン監督代行とウォンツの他、自軍ベンチも荒らすほどの大立ち回りを演じた守護神のライセル・イグレシアス、そしてライアン・テペラの4人が退場に。マリナーズもスコット・サーバイス監督、ウィンカーにロドリゲス、そしてJP・クロフォ-ドの4人に退場処分が宣告された。なお、大谷はこの乱闘でなだめ役を演じていたため、その後も引き続き出場した。
大乱闘の一方で、ゲーム自体は意外にも静かな展開で推移する。ウォンツの後を受けたホゼ・スアレスが、6イニングで8三振を奪う好投。6回にエイブラハム・トロのソロ本塁打で先取点を許すものの、エンジェルスも7回裏に反撃。ルイス・レンジーフォのホームランで同点に追いつき、2死一、二塁の好機で4番のデビッド・マッキノンがタイムリーを放って逆転に成功した。
守護神のイグレシアスの不在もオリバー・オルテガが8・9回を無失点に抑える活躍で穴を埋め、エンジェルスが2対1で勝利。再び地区3位に浮上した。大谷は第1、第2打席に続けて四球を選び、2打数無安打2四球。5回の第3打席と7回の第4打席はいずれもトラウトが敬遠された後に回ってきたが、ヒットを打つことはできなかった。
構成●SLUGGER編集部