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大谷翔平の先制弾を活かせず! 3回8失点と“大炎上”エンジェルス先発は不満爆発「努力だけではダメ」「気が狂いそうだ」

THE DIGEST編集部

2022.07.02

大谷(左)の先制ソロを勝利に繋げられず、大炎上したローレンゼン(右)は、試合内容をどう捉えているのか。(C)Getty Images

 サムライの孤軍奮闘も実らず……。ロサンゼルス・エンジェルスは"空砲"続きだ。

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 現地時間7月1日、低迷が続いているエンジェルスは、敵地ミニッツメイド・パークにてヒューストン・アストロズと対戦。「3番・DH」でスタメン出場を果たした大谷翔平が、初回の18号ソロで先制点を奪ったものの、以降はチーム全体で投打ともに精彩を欠き、1対8の逆転負けとなった。

 この日、エンジェルスの先発で3回8失点と炎上したのは、右腕マイケル・ローレンゼンだ。初回に援護をもらいながらも、続く2回に2発のソロアーチを浴び、3回は6失点と大炎上。6月17日のシアトル・マリナーズ戦から自身3連敗となる今季6敗目(6勝)を喫した。
 
 不甲斐ない内容だっただけに自身へのフラストレーションは溜まるばかりだった。試合後、MLB公式サイトの取材で、ローレンゼンは「努力だけではダメで、結果を出さなければならない」と始め、「仕事をやり遂げ、チームに勝つチャンスを与えなければならないのに、僕はそれができていない。この髪を引きちぎりたいぐらい、気が狂いそうだ」と怒りをにじませた。

 また現在、マウンド上でスランプに陥っているという30歳は、「毎年、このようなことがある」としながらも、「どうすればこれが長続きしないかだ」とコメント。ただ、低迷中のチームを救う解決策は見つかっていないようで「本当に頭にくるよ」と繰り返していた。

 7月初戦は完敗スタートとなったエンジェルス。このところ大谷の調子が上向いているだけに、今後の巻き返しに期待だ。

構成●THE DIGEST編集部

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