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大谷翔平、MLB球宴に2年連続選出! DH部門で“怪物”アルバレスとの争いを制してイチロー氏以来の快挙「オオタニは大スターだった」

THE DIGEST編集部

2022.07.09

投打二刀流で違いを生み出してきた偉才・大谷。彼は2年連続で檜舞台に立つ。(C)Getty Images

投打二刀流で違いを生み出してきた偉才・大谷。彼は2年連続で檜舞台に立つ。(C)Getty Images

 現地時間7月8日、MLB公式サイトは、今月19日に行なわれるオールスターゲームのファン投票最終結果(先発出場野手)を発表。ヨーダン・アルバレス(ヒューストン・アストロズ)とのデッドヒートが話題となっていた大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は、アメリカン・リーグDH部門で得票率52%を記録して1位に。2年連続での球宴選出が決まった。

 今季の大谷は打者として48試合に出場し、打率.257、18本塁打、53打点、10盗塁、OPS.833をマーク。投手としては14試合で8勝4敗、奪三振率12.33、防御率2.44、WHIP(与四球+被安打)0.99という好スタッツを記録していた。

 もっとも、一次投票で221万5456票を集めたアルバレスも今季は凄まじく、打率.311、25本塁打、58打点、OPS1.067とシーズンMVPも十分に狙えるだけのハイアベレージを記録。しかし、最終的には勝利貢献度を示すbWARでリーグトップの4.3をマークした大谷が逆転で選ばれる形となった。
 
 かつてシアトル・マリナーズなどで活躍したイチロー氏以来初めて、複数回のMLBオールスターに先発出場を果たす日本人となった大谷。レジェンド以来の快挙を成し遂げた天才には、早くも賛辞が集まっており、米紙『USA Today』のボブ・ナイチンゲール記者は、次のように評した。

「最も興味をそそる投票だった。アルバレスは最高の指名打者だったが、オオタニはそれ以上に大スターだった」

 昨季のオールスターでは、史上初となる「大谷ルール」が実用されての“リアル二刀流”抜擢など、大きな話題を振りまいた大谷。今年はロサンゼルス(ドジャー・スタジアム)で開催されるだけに28歳のサムライには熱い視線が向けられそうだ。

構成●THE DIEGST編集部

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