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プロ野球

根尾昂、元メジャーリーガー秋山翔吾斬り! 自己最速タイの152キロに元中日左腕も驚き隠せず「球威で押していた」

THE DIGEST編集部

2022.07.09

7月8日の広島戦で3番手としてマウンドに上がった根尾は、完璧なリリーフを披露した。写真:産経新聞社

7月8日の広島戦で3番手としてマウンドに上がった根尾は、完璧なリリーフを披露した。写真:産経新聞社

 7月8日に行なわれた広島戦の8回に中日の根尾昂が3番手として登板。メジャー帰りで、この日が移籍後初出場となった秋山翔吾を含む三者凡退に抑え、1奪三振、無失点と好リリーフを披露。チームの勝利に貢献した。

 8対2と6点リードの場面でマウンドに上がった根尾。圧巻だったのは1死無塁で迎えた3番・秋山翔吾との勝負だ。

 日本球界復帰後初登場となった34歳は、この日は中安打、右安打を記録と勢いに乗っていたが、22歳の右腕はそんな元メジャーリーガーに対して、初球から自己最速タイの152キロのストレートと攻めた。ボールカウント1-1とした3球目にも152キロのストレートを投げ込むと、ファーストゴロに仕留めた。
 
 続くマクブルームには133キロのスライダーで中飛に打ちとった根尾は、わずか11球で終わらせた。この小気味よい投球には、中継を配信したDAZNの解説も驚きを隠さない。初球の積極的なスタイルに元中日の野口茂樹氏が「球威で押していましたよね」と賛辞を送った。

 元メジャーリーガーをも打ち取り、自信をつけているルーキーは、ここまで8試合で投げ防御率2.70を記録。着実に成長を続ける彼に引き続き注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】“新人投手”根尾が秋山斬り!152キロで打ち取る姿をチェック

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