大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)を巡るトレードの噂が絶えない。
さまざまな噂が囁かれるなかで、エンジェルス専門のポッドキャスト番組『Locked On Angels』でホストを務めるジョン・フリッシュ氏は、「オオタニに500万ドル(約6億8000万円)ほどしか払っていないのに、エンジェルスのチーム状況は悪い」と指摘。そして「もし彼を引き留めて年俸4000万ドル(約54億円)を払うようなら、エンジェルスの成功への鍵はない気がする」と伝えた。
【動画】これぞオールスター級! 大谷翔平が躍動した“圧巻10Kハイライト”をチェック
無論、エンジェルス専門メディアだけに“二刀流”で球場を沸かすスーパースターを失いたくはない。フリッシュ氏は、「皆と同じように僕も彼をトレードする時がきたと感じる」と言い出すも、「今シーズンを乗り越えて、オオタニがいる来シーズンを見たい。延長もしくは新たな契約が決まるまでオオタニを保持していても多額の借金となるわけではない」と名残惜しげにコメントし、こう続けた。
「エンジェルスは今すぐに彼をトレードに出して、多くの価値を得ることも出来るし、来シーズンを待つのもありだ。来年の今頃、今季のように負け越しが続いていれば、その時に彼をトレードさせることもできる」
だが、現在エンジェルスは38勝50敗で勝率.432。アメリカン・リーグ西地区4位とワイルドカード争いですら厳しく、一刻も早いチームの再建が求められている。そんな悠長に構えてはいられない球団事情を踏まえたうえでフリッシュ氏は「オオタニをトレードさせるならドジャースがベストだ」と提案。「オオタニの立場からすると、ワールドシリーズに進むために、素晴らしいバットで貢献出来るし、ローテーションの一人としても加われる」と語った。
大谷だけでなくエンジェルスにとっても「ドジャースが最適だ」と見るフリッシュ氏は「これまでドジャース傘下の有望株だった選手たちが、トレード後に活躍しているのを見てほしい」と伝え、今季アメリカン・リーグMVP候補のヨーダン・アルバレス(ヒューストン・アストロズ)もその一人と紹介。ドジャースの有望株をゲットすることで、「すぐにエンジェルスの役に立つことが出来る」と双方にとってウィンウィンの関係となる考えを述べた。
数多くの媒体で取り上げている大谷の去就問題。果たして来月2日のトレード期限までに何か動きは出るだろうか。ペリー・ミナシアンGMが下す決断に世界の目が注目する。
構成●THE DIGEST編集部
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無論、エンジェルス専門メディアだけに“二刀流”で球場を沸かすスーパースターを失いたくはない。フリッシュ氏は、「皆と同じように僕も彼をトレードする時がきたと感じる」と言い出すも、「今シーズンを乗り越えて、オオタニがいる来シーズンを見たい。延長もしくは新たな契約が決まるまでオオタニを保持していても多額の借金となるわけではない」と名残惜しげにコメントし、こう続けた。
「エンジェルスは今すぐに彼をトレードに出して、多くの価値を得ることも出来るし、来シーズンを待つのもありだ。来年の今頃、今季のように負け越しが続いていれば、その時に彼をトレードさせることもできる」
だが、現在エンジェルスは38勝50敗で勝率.432。アメリカン・リーグ西地区4位とワイルドカード争いですら厳しく、一刻も早いチームの再建が求められている。そんな悠長に構えてはいられない球団事情を踏まえたうえでフリッシュ氏は「オオタニをトレードさせるならドジャースがベストだ」と提案。「オオタニの立場からすると、ワールドシリーズに進むために、素晴らしいバットで貢献出来るし、ローテーションの一人としても加われる」と語った。
大谷だけでなくエンジェルスにとっても「ドジャースが最適だ」と見るフリッシュ氏は「これまでドジャース傘下の有望株だった選手たちが、トレード後に活躍しているのを見てほしい」と伝え、今季アメリカン・リーグMVP候補のヨーダン・アルバレス(ヒューストン・アストロズ)もその一人と紹介。ドジャースの有望株をゲットすることで、「すぐにエンジェルスの役に立つことが出来る」と双方にとってウィンウィンの関係となる考えを述べた。
数多くの媒体で取り上げている大谷の去就問題。果たして来月2日のトレード期限までに何か動きは出るだろうか。ペリー・ミナシアンGMが下す決断に世界の目が注目する。
構成●THE DIGEST編集部
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