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「これは非現実的だ」“二刀流”大谷翔平が9勝目!自援護の2点適時打に「オオタニが全部やる!!」と地元メディアも脱帽

THE DIGEST編集部

2022.07.14

今季9勝目を挙げた大谷。自らのバットで勝利を引き寄せた。(C)Getty Images

 現地時間7月13日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれたヒューストン・アストロズ戦に「1番・DH兼投手」で先発出場。打っては、4打数2安打2打点、投げては6回(105球)、被安打4、12奪三振、与四球2、1失点の快投で9勝目を挙げた。

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 1点リードで迎えた2回の第2打席だった。二死走者1、2塁の場面で、相手先発クリスティアン・ハビアと対峙した大谷は、カウント1-1からの3球目を強く振り抜く。右翼線へ運び、2点適時三塁打で「投手・大谷」を自らのバットで援護。リードをさらに広げた。

 エンジェルスの先発投手として三塁打を放つのは、1972年6月27日のノーラン・ライアン以来、約50年ぶり。このサムライのショーに地元放送局の『Bally Sports West』は、公式ツイッターで「これは非現実的だということです。オオタニが全部やります!!」と報じれば、同じく地元メディアの『Bally Sports』も「ショウヘイ・オオタニが自らを助けるために、2点タイムリー3ベースヒットを放った!」と興奮気味に呟いている。
 
 エンジェルスは7対1でアストロズに勝利。試合後のインタビューで、大谷は「自分が投げる、投げないに関わらず、常に得点圏は返したいと思っているので、いい打撃ができて良かったです」と振り返っている。チームのために躍動する28歳からますます目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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