ついに目標としていた白星を挙げた。
現地時間7月15日に本拠地で行なわれたアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦で、ダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)は、7回を投げて、被安打5、3失点の好投。今季8勝目(4敗)を挙げるとともに、日米通算180勝目をマークした。
サンディエゴの伝説的なピンクと黄色の夕日をイメージしたド派手な「シティー・コネクト・ユニホーム」を着用して登板した35歳のベテラン右腕は、初回に2死からダイヤモンドバックスの3番ケテル・マーテイにソロ本塁打を被弾。出鼻をくじかれてしまう。
しかし、この日は味方打線がダルビッシュを援護。3回までに5点を奪って逆転したのだ。これで落ち着きを取り戻した背番号11は4回にクリスチャン・ウォーカーに2ラン本塁打を打たれたが、「ここでヘロヘロになったら次はもらえない」と粘りを見せて114球を投げ抜いた。
相手エースのマディソン・バムガーナーとの投げ合いを制したダルビッシュ。「やっぱり大きい数字だと思う」と感慨深げに振り返った日米通算180勝目を挙げた右腕には、パドレスを指揮するボブ・メルビン監督も賛辞を惜しまない。
試合後に地元放送局『NBC Sports』などの取材に応じた指揮官は、「ユウは本当に素晴らしかった。球数を気にせずに7イニングも投げてくれたからね。ブルペンを休ませる選手がいてくれるのは本当にありがたい」と、今季17登板で13度目となるクオリティ・スタート(6回以上、自責点3以下)をクリアした右腕を称えた。
さらにミット越しに日本人右腕の力を感じ取っていた正捕手オースティン・ノラも「僕もそうだけど、彼(ダルビッシュ)もとても楽しそうに投げていたから良かった」と振り返り、マウンドでダルビッシュが見せた凄みを語った。
「どれだけ打たれても、とにかくプランにこだわろうと決めたんだ。でも、今日の彼は凄かった。打者が何をしているかを見て、イニングごとに自分のピッチングを調整していた」
これで前半戦の登板を終えたダルビッシュ。今季メジャー10年目のベテランは、チームトップの投球回(108回1/3)を投げ、QS率76.5%と抜群の安定感を維持。指揮官が「助かる」と絶賛する仕事人ぶりを発揮している右腕には、後半戦も期待が持てそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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現地時間7月15日に本拠地で行なわれたアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦で、ダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)は、7回を投げて、被安打5、3失点の好投。今季8勝目(4敗)を挙げるとともに、日米通算180勝目をマークした。
サンディエゴの伝説的なピンクと黄色の夕日をイメージしたド派手な「シティー・コネクト・ユニホーム」を着用して登板した35歳のベテラン右腕は、初回に2死からダイヤモンドバックスの3番ケテル・マーテイにソロ本塁打を被弾。出鼻をくじかれてしまう。
しかし、この日は味方打線がダルビッシュを援護。3回までに5点を奪って逆転したのだ。これで落ち着きを取り戻した背番号11は4回にクリスチャン・ウォーカーに2ラン本塁打を打たれたが、「ここでヘロヘロになったら次はもらえない」と粘りを見せて114球を投げ抜いた。
相手エースのマディソン・バムガーナーとの投げ合いを制したダルビッシュ。「やっぱり大きい数字だと思う」と感慨深げに振り返った日米通算180勝目を挙げた右腕には、パドレスを指揮するボブ・メルビン監督も賛辞を惜しまない。
試合後に地元放送局『NBC Sports』などの取材に応じた指揮官は、「ユウは本当に素晴らしかった。球数を気にせずに7イニングも投げてくれたからね。ブルペンを休ませる選手がいてくれるのは本当にありがたい」と、今季17登板で13度目となるクオリティ・スタート(6回以上、自責点3以下)をクリアした右腕を称えた。
さらにミット越しに日本人右腕の力を感じ取っていた正捕手オースティン・ノラも「僕もそうだけど、彼(ダルビッシュ)もとても楽しそうに投げていたから良かった」と振り返り、マウンドでダルビッシュが見せた凄みを語った。
「どれだけ打たれても、とにかくプランにこだわろうと決めたんだ。でも、今日の彼は凄かった。打者が何をしているかを見て、イニングごとに自分のピッチングを調整していた」
これで前半戦の登板を終えたダルビッシュ。今季メジャー10年目のベテランは、チームトップの投球回(108回1/3)を投げ、QS率76.5%と抜群の安定感を維持。指揮官が「助かる」と絶賛する仕事人ぶりを発揮している右腕には、後半戦も期待が持てそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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