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MLB

「ただ結果にイライラしている」大敗のエンジェルス先発は怒り隠せず。味方の落球もあり「5回を投げ切れず悔しい」

THE DIGEST編集部

2022.07.16

またもチームの悪い流れを食い止められなかったサンドバル。試合後には、今回の結果に怒りを滲ませている。(C)Getty Images

またもチームの悪い流れを食い止められなかったサンドバル。試合後には、今回の結果に怒りを滲ませている。(C)Getty Images

 低迷中のチーム内にフラストレーションが募り続けている。

【動画】怒りを滲ませて降板するサンドバル。アデルの落球シーンをチェック

 現地時間7月15日、ロサンゼルス・エンジェルスは、本拠地で行なわれたロサンジェルス・ドジャースとの“フリーウェイ・シリーズ”初戦に1対9と大敗。相手先発のクレイトン・カーショウに7回まで完全に抑えられるなど一方的な展開になり、大谷翔平の登板日以外では12連敗となった。

 この日、エンジェルス先発としてマウンドに立っていたのは、パトリック・サンドバルだ。立ち上がりから制球が定まらず、初回に2失点すると、5回2死一、二塁の場面では、ハンサー・アルベルトが打ち上げたフライを右翼のジョー・アデルが落球。これが三塁打となり、さらに2点を追加されてしまった。
 
 思わず首を振りながらマウンドを降りたサンドバルは、4回2/3(102球)を投げて被安打7、4失点、自責2。不本意な形で今季5敗目(3勝)を喫し、試合後には、「ただ結果にイライラしている」と怒りを口にしていた。MLB公式サイトが伝えている。

 さらに、「最後のイニングで、最後の相手打者だと分かっていた」と続けたサンドバル。「もちろん彼が落球とか、ミスプレーをしようとしているわけでないのは、もちろんわかる」としながらも、「5回を投げ切って交代できなかったのは、悔やまれるよ」と心境を吐露した。

 エンジェルスは現在、アメリカン・リーグ西地区で首位と20ゲーム差の4位にまで沈んでいる。16日に行なわれる前半戦最終戦の同カードでは、なんとか再浮上のきっかけを掴みたいところだ。

構成●THE DIGEST編集部

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