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「悪化してほしくなかった」マイク・トラウト、背中の痛み再発で出場回避。オールスターも「危うくなってきた」と米記者見解

THE DIGEST編集部

2022.07.17

背中の痙攣を訴え、試合直前にスターティングメンバーを外れたトラウト。果たしてオールスターの出場はどうなるのか。(C)Getty Images

 現地時間7月16日、ロサンゼルス・エンジェルスのマイク・トラウトは、本拠地で行なわれたロサンゼルス・ドジャース戦でスターティングメンバーを試合直前で外れた。当初は「2番・センター」で名を連ねていたが、背中の痛みが再発し、急遽スタメンを変更。代わって2番には、大谷翔平がDHで入った。

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 現地12日のヒューストン・アストロズ戦で背中の痙攣を訴え、5回の守備で交代して以来、スタメン出場していないトラウト。早い段階の復帰が期待されていたが、再び痛みに襲われた主砲は「賢いのは、ただプレーしないことだ。悪化してほしくなかった」と試合直前で出場を回避した理由を打ち明けている。

 トラウトは、現地19日に開催されるオールスターゲームに出場予定。球宴出場は通算10度目、ファン投票では8度目の選出となっている。昨年は右ふくらはぎを痛め、参加できなかっただけに、本人も久しぶりの球宴を心待ちにしているようだが、地元紙『Orange County Register』の記者を務めるジェフ・フレッチャー氏は、トラウトのオールスター出場に疑問を投げかけている。

「トラウトは昨日の夜、オールスターゲームに出場するつもりだと言っていたが、それは今となっては危うくなってきたようだ。ア・リーグMVPを3度獲得した選手が、シーズン前半戦の最後の4試合に出場できなかった。トラウトがシーズン後半戦、エンジェルスで十分なプレーをするためには、この休暇中にゆっくり休んだほうがいいだろう」
 
 年に1度のお祭りでもあるオールスターゲーム。球宴の出場可否についてトラウトは明らかにしていないが、まずは身体を大事にして、万全の状態でシーズン後半戦に臨みたいものだ。

構成●THE DIGEST編集部

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