プロ野球

代打・堂林翔太の逆転グランドスラムで巨人を3タテ!“中京大中京トリオ弾”には「たまたまです」とポツリ

THE DIGEST編集部

2022.07.17

絶好のチャンスをものにした堂林。チームを勢いづけた。写真:滝川敏之(※写真は6月10日のもの)

 7月17日、広島の堂林翔太が敵地で行なわれた巨人戦に代打で登場。4回に5号満塁ホームランを放ち、10対5でチームの勝利に貢献した。同15日には磯村嘉孝、同16日には長野久義が満塁本塁打を記録しており、3試合連続のグランドスラムは、球団では31年ぶりの快挙となった。

【動画】「鯉のプリンスここにあり!」代打・堂林翔太が敵地で見せつけた5号グランドスラムをチェック!

 2点ビハインドで迎えた4回1死満塁の場面だった。広島先発・野村祐輔の打席で代打を告げられた堂林は、相手2番手・鍬原拓也と対戦。カウント1-2と追い込まれてからの4球目を完璧に捉えると、打球は左翼スタンドに吸い込まれていく。今季5号となる満塁弾を放ち、逆転に成功した。

 試合の流れを変えた堂林の圧巻弾。試合を生配信したDAZNの公式ツイッターも「事実は小説より奇なりとはこのことか──鯉のプリンスここにあり!代打・堂林翔太の逆転グランドスラム なんと広島は3日連続満塁ホームラン」とその盛り上がりを伝えている。

 また、7回には、中村健人が右中間へ3号ソロホームラン、8回には磯村が左翼席へ3号2ラン本塁打を放ち、さらにリードを広げた。堂林&磯村&中村の3人は愛知・中京大中京高の先輩後輩でもあり、見事な連携プレーを見せつけた。
 
 試合後のインタビューで堂林は、満塁の場面で打席に立ったことについては、「とにかくみんなが繋いでくれたチャンスだったので、打つことができて良かったです」と喜びを表現。中京大中京のトリオ弾については「そうですね…たまたまです」と少し恥ずかしそうに答えると、今後については、「とても雰囲気良くやれていると思うので、明日からもしっかり戦えるようにやっていきたいと思います」と意気込んだ。

構成●THE DIGEST編集部

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