7月8日に6月の月間MVPが発表されるのを前に、投打各部門の月間トップ3を紹介する。今回はセ・リーグ編だ。
【野手部門】
●OPS ※60打席以上
1位 村上宗隆(ヤクルト) 1.455
2位 大山悠輔(阪神) 1.161
3位 塩見泰隆(ヤクルト) 1.079
5月はOPS.607だった大山は6月に入ると、3日に1試合3本塁打を放つなど一転して絶好調で、OPS1.161と打ちまくった。だが、それでも“燕の4番”・村上にはかなわなかった。村上の出塁率は両リーグでただ一人5割を超え(.515)、長打率は.940に達した。なお、5月は1.100でトップだった牧秀悟(DeNA)は、6月に入るとOPS.629の大ブレーキとなってしまった。
●打率 ※60打席以上
1位 上本崇司(広島) .411
2位 村上宗隆(ヤクルト) .410
3位 塩見泰隆(ヤクルト) .385
“首位打者”は思わぬ伏兵が獲得。これまでユーティリティとしてチームを支えてきたプロ10年目の上本は、6月はほぼ全試合スタメンで月間打率4割越え。とはいえ、2位の村上があと1安打でも打てばトップの座は変わっていた。また、5月までは打率3割にも届いていなかった坂倉将吾(広島)が打率.370(4位)と調子を上げており、塩見とともに一気に首位打者争いへ参戦している。
●安打
1位 塩見泰隆(ヤクルト) 37
1位 近本光司(阪神) 37
3位 村上宗隆(ヤクルト) 34
3位 坂倉将吾(広島) 34
5月はトップの小園海斗と2本差で2位だった近本が6月はトップへ。他にランクインした3人も前月から10本以上も上積みした。一方で、5月トップの小園海斗は、6月は打撃不振でスタメン落ちする試合も多く、わずか15安打のみにとどまった。
●本塁打
1位 村上宗隆(ヤクルト) 14
2位 大山悠輔(阪神) 10
3位 ウォーカー(巨人) 7
5月も9本で月間トップだった村上は、さらに5本上積みして2ヵ月連続1位。このうち2本はグランドスラムだった。ホームラン王争いでも完全に独走態勢で、月間MVPはほぼ手中に収めたと言えるだろう。2位の大山は5月までは8本塁打だったが、6月の量産で現在はリーグ3位まで浮上。マルチ本塁打が2試合、広い甲子園のバックスクリーンに2本も放り込むなど印象的な一発も多かった。
●打点
1位 村上宗隆(ヤクルト) 35
2位 大山悠輔(阪神) 29
3位 佐藤輝明(阪神) 19
村上は1番を打つ塩見の出塁率の高さ(.454)と、自身の猛打の合わせ技で本塁打と同様に独走。大山も5月の14打点からほぼ倍増させたが、これは1番・近本(.390)だけでなく佐藤輝の高出塁率(.356)にも助けられた形だ。なお5月はマクブルーム(広島)が18打点で3位に入っていたが、打撃不振でわずか6打点に終わっている。
●盗塁
1位 塩見泰隆(ヤクルト) 10
2位 島田海吏(阪神) 9
3位 村上宗隆(ヤクルト) 5
6月は両リーグで2人しかいない月間10盗塁を達成した塩見は、昨年とほぼ同数の20盗塁でタイトル争いでもトップに。失敗僅か1と成功率の高さも素晴らしい。一方、それまでほぼ出場がなかった島田は6月に入って上位打線に定着し、9盗塁で初のシーズン2ケタ盗塁に到達した。ここでも3位に食い込んだ村上は、今回の6部門すべてでトップ3位以内に入る“快挙”を達成。
【野手部門】
●OPS ※60打席以上
1位 村上宗隆(ヤクルト) 1.455
2位 大山悠輔(阪神) 1.161
3位 塩見泰隆(ヤクルト) 1.079
5月はOPS.607だった大山は6月に入ると、3日に1試合3本塁打を放つなど一転して絶好調で、OPS1.161と打ちまくった。だが、それでも“燕の4番”・村上にはかなわなかった。村上の出塁率は両リーグでただ一人5割を超え(.515)、長打率は.940に達した。なお、5月は1.100でトップだった牧秀悟(DeNA)は、6月に入るとOPS.629の大ブレーキとなってしまった。
●打率 ※60打席以上
1位 上本崇司(広島) .411
2位 村上宗隆(ヤクルト) .410
3位 塩見泰隆(ヤクルト) .385
“首位打者”は思わぬ伏兵が獲得。これまでユーティリティとしてチームを支えてきたプロ10年目の上本は、6月はほぼ全試合スタメンで月間打率4割越え。とはいえ、2位の村上があと1安打でも打てばトップの座は変わっていた。また、5月までは打率3割にも届いていなかった坂倉将吾(広島)が打率.370(4位)と調子を上げており、塩見とともに一気に首位打者争いへ参戦している。
●安打
1位 塩見泰隆(ヤクルト) 37
1位 近本光司(阪神) 37
3位 村上宗隆(ヤクルト) 34
3位 坂倉将吾(広島) 34
5月はトップの小園海斗と2本差で2位だった近本が6月はトップへ。他にランクインした3人も前月から10本以上も上積みした。一方で、5月トップの小園海斗は、6月は打撃不振でスタメン落ちする試合も多く、わずか15安打のみにとどまった。
●本塁打
1位 村上宗隆(ヤクルト) 14
2位 大山悠輔(阪神) 10
3位 ウォーカー(巨人) 7
5月も9本で月間トップだった村上は、さらに5本上積みして2ヵ月連続1位。このうち2本はグランドスラムだった。ホームラン王争いでも完全に独走態勢で、月間MVPはほぼ手中に収めたと言えるだろう。2位の大山は5月までは8本塁打だったが、6月の量産で現在はリーグ3位まで浮上。マルチ本塁打が2試合、広い甲子園のバックスクリーンに2本も放り込むなど印象的な一発も多かった。
●打点
1位 村上宗隆(ヤクルト) 35
2位 大山悠輔(阪神) 29
3位 佐藤輝明(阪神) 19
村上は1番を打つ塩見の出塁率の高さ(.454)と、自身の猛打の合わせ技で本塁打と同様に独走。大山も5月の14打点からほぼ倍増させたが、これは1番・近本(.390)だけでなく佐藤輝の高出塁率(.356)にも助けられた形だ。なお5月はマクブルーム(広島)が18打点で3位に入っていたが、打撃不振でわずか6打点に終わっている。
●盗塁
1位 塩見泰隆(ヤクルト) 10
2位 島田海吏(阪神) 9
3位 村上宗隆(ヤクルト) 5
6月は両リーグで2人しかいない月間10盗塁を達成した塩見は、昨年とほぼ同数の20盗塁でタイトル争いでもトップに。失敗僅か1と成功率の高さも素晴らしい。一方、それまでほぼ出場がなかった島田は6月に入って上位打線に定着し、9盗塁で初のシーズン2ケタ盗塁に到達した。ここでも3位に食い込んだ村上は、今回の6部門すべてでトップ3位以内に入る“快挙”を達成。