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ベテラン右腕が「本当に素晴らしい選手」と大谷翔平に敬意! 対戦時には「クオリティの高い投球を心掛けていた」

THE DIGEST編集部

2022.07.27

09年CY賞右腕のグレインキー(左)。対戦した大谷(右)に敬意を示しつつ、投球時の胸中を明かしている。(C)Getty Images

 大ベテランも日本の偉才に畏敬の念をにじませている。

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 現地時間7月25日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地で行なわれたカンザスシティ・ロイヤルズ戦に「1番・DH」でスタメン出場。チームが0対7と完封負けを喫したなか、3回の第2打席にライトへの二塁打を放つなど、4打数1安打、1三振だった。

 試合後、ロイヤルズの地元放送局『Bally Sports Kansas City』は、公式ツイッターを更新し、5回3安打無失点と好投した先発右腕ザック・グレインキーのインタビュー動画を掲載。大谷の対戦した際の心境について、「とにかくいい球を投げることが目標だった」と振り返っている。

 さらに、「それ以外に何もできなかった」と続けると、「彼は本当に素晴らしい選手だから、クオリティの高い投球を心掛けていい結果を出そうとした」と強調。やはり傑出した存在感を放つ大谷は、09年サイ・ヤング賞、通算222勝のグレインキーにとっても警戒せざるを得ないようだ。

 ただ、低迷が続いているエンジェルスは、なかなか光が見えてこない。連勝するチャンスを逃し、これで今季ワーストタイの負け越し「16」。日に日にプレーオフ進出の可能性が下がっているが、はたして残りのシーズンで力を見せつけられるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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