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大谷翔平のトレード移籍があり得ない「天文学的な理由」。米メディアが訴える二刀流の価値「見返りが少なすぎる」

THE DIGEST編集部

2022.08.02

エンジェルスにとって絶対的な存在となっている大谷。トレードの噂が絶えない彼だが、一部の米メディアではそれを否定的に見る向きが強まっている。(C)Getty Images

エンジェルスにとって絶対的な存在となっている大谷。トレードの噂が絶えない彼だが、一部の米メディアではそれを否定的に見る向きが強まっている。(C)Getty Images

 急転直下でのトレードは実現するのか――。球界屈指の天才の動向が慌ただしい。

 現地時間8月2日に迎えるMLBのトレード期限。例年、日本球界ではありえないような主力級の交渉も実現する“夏の風物詩”とも言えるデッドラインに向け、今年もさまざまな噂が飛び交っている。そのなかでひと際の注目度を集めているのが、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)だ。

 もっとも、大谷のトレードが話題となるのも無理はない。チーム状況があまりに悪すぎるのだ。今季のエンジェルスはアメリカン・リーグ西地区で、首位ヒューストン・アストロズから23.5ゲーム差の4位と低迷。ファーム組織も枯渇傾向が続いているため、来オフにFAとなるうえに“価値が高い”大谷の取引は、論理としては自然である。

 すでに複数球団からの接触があると報じられてはいる。そのなかでは、大谷がエンジェルス入団時にGMを務めていたビリー・エプラーがフロントにいるニューヨーク・メッツが有力かつ積極的なアプローチをしているとも伝えられた。

 だが、刻一刻と期限が迫るなかで、今夏のトレード成立は厳しいという見立てもある。エンジェルスのペリー・ミナシアンGMは「オオタニとトラウトを中心に考えている」と将来的な構想を明かしているため、同球団がいかなる交渉にも応じないのではないかと見られているのだ。
 
 実際、米メディアでもそうした論調は日増しに強まっている。スポーツ専門サイト『Clutch Points』は「ショウヘイ・オオタニのトレードが期限までに成立しない『天文学的な理由』と銘打った記事で「チームの柱となり得る絶対的な主力を持つ売り手は、まさに天文学的とも言える交渉を持ち掛けている。オオタニはまさにそうだ」と分析した。

 また、ロサンゼルスの日刊紙『LA Times』も「オオタニは、今のエンジェルスに残された数少ない魅力の一つ」とし、こう論じた。

「エンジェルスは、将来性のある選手を発掘し、さらに育成するという点で、実績が乏しい。そのため、“ユニコーン”であるオオタニを、複数の若手有望株とトレードするというアイデアは、全くと言っていいほど魅力的ではない。合理的な価値を得るためにはあまりに見返りが少なすぎるのだ。さらにいえば、どんな若手選手であれ、将来的にオオタニのような選手になるかは不透明だ」

 こうした報道を見てもエンジェルスがトレードを受け入れる可能性は小さいか。仮に大谷がトレードされたとなれば、歴史的な交渉となるだけに、期限となる2日まで興味深く見守りたい。

構成●THE DIGEST編集部

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