敵地ながら球場に緊張が走る瞬間だった。
現地時間8月7日に行なわれたシアトル・マリナーズ戦で、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が苦悶の表情を浮かべたのは、3回の第2打席に入る直前だった。
二塁ランナーのフィル・ゴスリンがテイラー・ウォードのヒットでホームに突入する際、アシストのために本塁後方へ移動した大谷は、バックアップに入った相手先発投手マルコ・ゴンザレスと接触。左足をスパイクされてしまったのだ。
その後、トレーナーが駆け付けて処置を受けた大谷は、苦痛に耐えながらもプレー。第3打席にはレフトへ12打席ぶりのヒットを放って出塁。2年連続3度目のMLBシーズン100安打に到達するなど、小さくない見せ場を作った。
とはいえ、終始、痛みに堪えるような険しい表情をしていた大谷だけに、足の状態が気になるところ。試合後、エンジェルスを率いるフィル・ネビン監督代行は、「オオタニは大丈夫だ。足の甲にスパイクをされたが、問題ない」と語るにとどまった。
一方で不可抗力ながら大谷の足を踏んでしまったゴンザレスは、地元紙『LA Times』などの取材で「僕がオオタニの足を壊してしまったかと思った」と接触した瞬間の心境を漏らしている。
「ハッキリ言って、気分は良くなかった。彼の足を壊したかと思ったからね。自分はクロスプレーになると思って、後ろ向きに下がっていたから、彼が来たのが分からなかった。それで上に乗ってしまった。一瞬嫌なことを考えたよ」
現地時間8月9日に先発登板予定となっている大谷。ネビン監督代行は「大丈夫だ」と語ったものの、足の状態は引き続き経過を見る必要性がありそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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現地時間8月7日に行なわれたシアトル・マリナーズ戦で、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が苦悶の表情を浮かべたのは、3回の第2打席に入る直前だった。
二塁ランナーのフィル・ゴスリンがテイラー・ウォードのヒットでホームに突入する際、アシストのために本塁後方へ移動した大谷は、バックアップに入った相手先発投手マルコ・ゴンザレスと接触。左足をスパイクされてしまったのだ。
その後、トレーナーが駆け付けて処置を受けた大谷は、苦痛に耐えながらもプレー。第3打席にはレフトへ12打席ぶりのヒットを放って出塁。2年連続3度目のMLBシーズン100安打に到達するなど、小さくない見せ場を作った。
とはいえ、終始、痛みに堪えるような険しい表情をしていた大谷だけに、足の状態が気になるところ。試合後、エンジェルスを率いるフィル・ネビン監督代行は、「オオタニは大丈夫だ。足の甲にスパイクをされたが、問題ない」と語るにとどまった。
一方で不可抗力ながら大谷の足を踏んでしまったゴンザレスは、地元紙『LA Times』などの取材で「僕がオオタニの足を壊してしまったかと思った」と接触した瞬間の心境を漏らしている。
「ハッキリ言って、気分は良くなかった。彼の足を壊したかと思ったからね。自分はクロスプレーになると思って、後ろ向きに下がっていたから、彼が来たのが分からなかった。それで上に乗ってしまった。一瞬嫌なことを考えたよ」
現地時間8月9日に先発登板予定となっている大谷。ネビン監督代行は「大丈夫だ」と語ったものの、足の状態は引き続き経過を見る必要性がありそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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