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大谷翔平が“10勝目の権利”を持って降板! ベーブ・ルース以来「104年ぶりの偉業達成」へ大きく前進

THE DIGEST編集部

2022.08.10

104年ぶりの「二桁勝利&二桁本塁打」に挑んでいる大谷が、アスレティックスに対して圧巻の投球を見せた。(C)Getty Images

104年ぶりの「二桁勝利&二桁本塁打」に挑んでいる大谷が、アスレティックスに対して圧巻の投球を見せた。(C)Getty Images

 現地時間8月9日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地で行なわれているオークランド・アスレティックス戦に「2番・DH兼投手」として先発。6回(91球)を投げて被安打4、奪三振5、与四球3、無失点と好投し、勝ち投手の権利を持って降板した。

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 前日の欠場でリフレッシュした大谷はこの日、初回1死から安打を許すも、続く打者をダブルプレーに仕留め、わずか5球で片付ける上々の立ち上がり。また、2回に初の三振を奪ってゼロに抑えると、1点の援護をもらった3回の先頭では、日米通算1000奪三振に到達する。

 ただ、3回2死一、三塁のピンチでは、カウント2-1からラモン・ラウレアーノの打球が左足に直撃するアクシデントも。すぐに一塁へ送球し、なんとかこの回を無失点でしのいだものの、足を引きずりながらベンチへ。心配の声が高まったなか、4回も続投して無失点で抑えた。
 
 さらに、テイラー・ウォードの3ランでさらなる援護を受けた5回、そして6回も無失点に抑え、規定投球回数に到達。ここでマウンドを降り、今季10勝目に王手を懸けてから3度も足踏みしていたが、ここでベーブ・ルース以来、104年ぶりの「シーズン二桁勝利&二桁本塁打」に大きく近づいている。

 なお打者としては、5試合ぶりとなる25号ソロを放ち、日本人として単独2位となる通算118号に到達。試合は7回表を終えてエンジェルスが5対0とリードしている。

構成●THE DIGEST編集部

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