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MLB

「ロケット弾を打ち込んだ!」鈴木誠也が特大9号アーチに米記者も感嘆。久々の一発は指揮官が称えた“努力”の賜物?

THE DIGEST編集部

2022.08.10

11試合ぶりに一発を放った鈴木。その特大アーチに米メディアも賛辞を送っている。(C)Getty Images

11試合ぶりに一発を放った鈴木。その特大アーチに米メディアも賛辞を送っている。(C)Getty Images

 待望の一発が飛び出した。

 現地時間8月9日に行なわれているワシントン・ナショナルズ戦で、シカゴ・カブスの鈴木誠也は、「4番・ライト」で先発出場。2回の第1打席に7月26日のピッツバーグ・パイレーツ戦以来のホームランを放った。

 打った瞬間にそれを分かるような一発だった。チームが1点を追っていたなかで、2回の先頭打者として打席に入った鈴木は、相手先発右腕のパオロ・エスピーノと対峙。そしてカウント1-0から内角高めに抜けたような75.3マイル(約121.1キロ)のスライダーを一振。速度103マイル(約165.7キロ)で打ち出されていった打球はあっという間にレフトスタンドに着弾した。

 地元のカブス・ファンたちを熱狂させた鈴木。28歳のスラッガーが久々に放った一発には、現地メディアも沸いている。カブスの専門メディア『Cubs Insider』は「ナショナルズのリードは長くは続かなかった。スズキの一発は完璧な一発だった」と絶賛。さらに地元ネットワークメディア『CHGO Sports』のカブス番であるライアン・エレーラ記者は「スズキの今季9号となるホームランはレフトスタンドへのロケットのような当たりだった」と描写した。
 
 前日の試合後にはデビッド・ロス監督が「毎日のように熱心に練習をしているし、レベルアップしようとしている」と称えていた鈴木。相手の“失投”を見逃さずに打ち抜いた11試合ぶりの一発は、まさに日頃の練習の賜物と言えるかもしれない。

 なお、試合は8回裏を終了して5対6とカブスがナショナルズにリードされている。

構成●THE DIGEST編集部

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