ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は現地時間8月12日、本拠地で行われたミネソタ・ツインズ戦に「2番・指名打者」で先発出場した。この日は4打席全てでランナーを置いた場面で打順が回ってきたが、2三振を含むノーヒットに終わり、チームも0対4で敗れた。
【動画】104年ぶりの「二桁勝利・二桁本塁打」に花を添える今季25号、そしてイチロー超えのMLB通算118号となる一発! 大谷は4試合ぶりに無安打となったものの、8月の月間打率では.297、本塁打も3本と好調は続いている。今月9日、投手として10勝目を挙げ、「二桁勝利&二桁本塁打」という偉業を成し遂げたオークランド・アスレティックス戦でも、打者として25号本塁打を放ち、大記録に自ら花を添えている。
自身初の二桁勝利、さらにベーブ・ルースが達成して以来104年ぶりの記録であることからも、投手成績がクローズアップされてきた一方で、同じ日に生まれた今季25本目のアーチを「もう一つの特別な記録」として報じるメディアもあるようだ。
野球界では世界の強豪であるキューバの専門サイト『Swing Completo LLC』では現地時間12日、大谷のMLB通算118本目の本塁打について特集しており、「オオタニが伝説を築く イチローを凌駕」と銘打たれたトピックを配信した。
同メディアは「ロサンゼルス・エンジェルスの才能ある日本人投手兼打者が10勝10本塁打を記録した火曜日の試合で、彼の今季25本目の本塁打の記録は見過ごされていた」と振り返っており、その上で「この本塁打が118本目であり、あのイチローを抜いてヒデキ・マツイの175本に次ぐ日本出身選手として2位に浮上したことに気づいた人はごくわずかだった」としている。
また「ショウヘイ・オオタニにとって、イチロー・スズキを超えることは、素晴らしいことだったはずだ。イチローは決してホームランバッターではなかったが、メジャーリーグに到達した史上最高の日本人選手であることは間違いないだろう」と両者の功績を称えている。
さらに「その目線の先には、10シーズンで175本塁打を放ち、2009年、ニューヨーク・ヤンキースでワールドシリーズMVPを受賞したマツイがいる。この2年間のオオタニのペースを見ると、あと2、3シーズンで追いつけそうだ」と見込みを述べた。
記事では大谷について「パワーはメジャー屈指であり、それに投手としての活躍も加わることで『ショータイム』というニックネームは十二分に相応しいだろう」とも評している。日本人プレーヤーへのリスペクトが込められた今回のトピックの通り、「二刀流」のパフォーマンスはさらに高まっていくはずだ。
構成●THE DIGEST編集部
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また「ショウヘイ・オオタニにとって、イチロー・スズキを超えることは、素晴らしいことだったはずだ。イチローは決してホームランバッターではなかったが、メジャーリーグに到達した史上最高の日本人選手であることは間違いないだろう」と両者の功績を称えている。
さらに「その目線の先には、10シーズンで175本塁打を放ち、2009年、ニューヨーク・ヤンキースでワールドシリーズMVPを受賞したマツイがいる。この2年間のオオタニのペースを見ると、あと2、3シーズンで追いつけそうだ」と見込みを述べた。
記事では大谷について「パワーはメジャー屈指であり、それに投手としての活躍も加わることで『ショータイム』というニックネームは十二分に相応しいだろう」とも評している。日本人プレーヤーへのリスペクトが込められた今回のトピックの通り、「二刀流」のパフォーマンスはさらに高まっていくはずだ。
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