現地時間８月16日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれたシアトル・マリナーズ戦に「２番・DH」で先発出場。大谷は、４打数３安打と猛打賞の活躍を見せるも、チームは２対８で逆転負けを喫した。

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　この日は、３回に昨季のサイ・ヤング賞左腕ロビー・レイから右前打を放った大谷。勢いに乗った28歳は、５回にも実力を発揮した。レイがカウント１-２から投じた５球目、外角低めのスライダーを振り抜くと、打球は左中間フェンス手前で落ちる。相手守備がもたついている間に大谷は俊足を飛ばして悠々と三塁へ。現地８月９日のオークランド・アスレテイックス戦以来６試合ぶりとなるマルチ安打を記録した。

　大谷が見せた“快足三塁打”に現地からも賛辞が贈られた。エンジェルスの地元放送局『Bally Sports West』は公式ツイッターに、実際の映像を共有した上で、「オオタニがまるで麺を試食しているかのような左中間への３塁打を放った。なんて爽やかなオオタニの走塁！」と大谷のパフォーマンスを絶賛している。

　また５回に放った３ベースヒットで、さらに記録を更新した大谷。AP通信のグレッグ・ビーチャム記者は、「ショウヘイ・オオタニが５回に今シーズン４本目の三塁打を放った。ちなみにオオタニのマルチ安打は今季28回目となる」とサムライの健闘ぶりを称えている。
  　これで、今季成績は、打者としては113試合で421打数109安打、打率.259、26本塁打、11盗塁となった大谷。打って、走って、投げて、私たちを楽しませてくれる大谷翔平からますます目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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