DeNAは夏休みの中高生に向け、未来のスポーツビジネスを担う人材を育成し、将来、横浜やベイスターズを拠点として何かしたいと思ってもらうきっかけを作ることに重点を置いた「職業体験プログラム~広報編~」を開催。集まった30人の参加者は広報部の仕事や、新聞記者の仕事を通じて、発信や伝え方のノウハウを学んだ。
神奈川新聞の現役記者から記事の書き方のレクチャーを受けたあと、夜には試合を控える三浦大輔監督が登場。実際監督にインタビューする機会が設けられ、バラエティに富んだ質問に直接応じた。
三浦監督はチームのストロングポイントを訊かれると、「明るさ、チームワーク、スタッフ裏方さんとしっかりとコミュニケーションが取れていること」と明かし、それを裏付けるテレビで流れる試合後の監督インタビューで、選手の歓喜の声が入っていることに「嬉しいことですけど、うるさいなと思うことも」と笑顔。
「壁一枚隔てたところでブルペン陣とハイタッチしているので、嬉しく思いながらインタビューに答えています」と、舞台裏も披露した。
セ・リーグ最下位に終わった昨年との違いの質問には、「キャンプから取り組んでいる『常に全力でやろう』ということができている」と分析。好調なチーム状況に「去年、横浜スタジアムで優勝されたと同時に最下位決定。その悔しさを全員が感じていてくれたので、みんなでやり返そう、反撃しようぜ! との気持ち」が前面に出ている結果だと強調した。
また、98年優勝メンバーの年上コーチとの関係には、「一緒に戦ってくれている。アドバイスを頂くが決断するのは監督なので、それに向かって心を一つにして戦ってくれています。頼もしく頼りがいのあるコーチです」と年齢、上下関係なく、いい雰囲気で戦えているとした。
チーム以外にも質問は及び伸び悩みの克服に関しては「目標にたどり着く道は一本じゃない。発想の転換が必要」とし、メンタルの保ち方には「アドバイスを受け入れた上で、自分で選択する。自分で決めたことは曲げずにやり遂げる」などの金言も飛び出した。
また、甲子園大会真っ只中とのこともありどんな選手が欲しいかの質問に、「将来ベイスターズを背負ってくれる選手」と即答。アメリカでもがく筒香嘉智には「本人が夢を追いかけているところを、見守って応援し続けたい」とエールを送った。
インタビューを終えた三浦監督は「ベイスターズ愛を感じました」と喜びの表情。「鋭い質問がいっぱいありました。高校生ならではの率直な質問もありましたし、ファン目線の質問なので、応援して頂いている熱をすごく感じましたね。いつもと違った目線で、いい機会になりました」と笑顔で振り返っていた。
その他にもスタジアムツアーや練習、囲み取材見学など、普段は決して出来ない貴重な体験を積んだ“若き星たち”。キラキラと輝いた目が印象的だった。
取材・文・写真●萩原孝弘
神奈川新聞の現役記者から記事の書き方のレクチャーを受けたあと、夜には試合を控える三浦大輔監督が登場。実際監督にインタビューする機会が設けられ、バラエティに富んだ質問に直接応じた。
三浦監督はチームのストロングポイントを訊かれると、「明るさ、チームワーク、スタッフ裏方さんとしっかりとコミュニケーションが取れていること」と明かし、それを裏付けるテレビで流れる試合後の監督インタビューで、選手の歓喜の声が入っていることに「嬉しいことですけど、うるさいなと思うことも」と笑顔。
「壁一枚隔てたところでブルペン陣とハイタッチしているので、嬉しく思いながらインタビューに答えています」と、舞台裏も披露した。
セ・リーグ最下位に終わった昨年との違いの質問には、「キャンプから取り組んでいる『常に全力でやろう』ということができている」と分析。好調なチーム状況に「去年、横浜スタジアムで優勝されたと同時に最下位決定。その悔しさを全員が感じていてくれたので、みんなでやり返そう、反撃しようぜ! との気持ち」が前面に出ている結果だと強調した。
また、98年優勝メンバーの年上コーチとの関係には、「一緒に戦ってくれている。アドバイスを頂くが決断するのは監督なので、それに向かって心を一つにして戦ってくれています。頼もしく頼りがいのあるコーチです」と年齢、上下関係なく、いい雰囲気で戦えているとした。
チーム以外にも質問は及び伸び悩みの克服に関しては「目標にたどり着く道は一本じゃない。発想の転換が必要」とし、メンタルの保ち方には「アドバイスを受け入れた上で、自分で選択する。自分で決めたことは曲げずにやり遂げる」などの金言も飛び出した。
また、甲子園大会真っ只中とのこともありどんな選手が欲しいかの質問に、「将来ベイスターズを背負ってくれる選手」と即答。アメリカでもがく筒香嘉智には「本人が夢を追いかけているところを、見守って応援し続けたい」とエールを送った。
インタビューを終えた三浦監督は「ベイスターズ愛を感じました」と喜びの表情。「鋭い質問がいっぱいありました。高校生ならではの率直な質問もありましたし、ファン目線の質問なので、応援して頂いている熱をすごく感じましたね。いつもと違った目線で、いい機会になりました」と笑顔で振り返っていた。
その他にもスタジアムツアーや練習、囲み取材見学など、普段は決して出来ない貴重な体験を積んだ“若き星たち”。キラキラと輝いた目が印象的だった。
取材・文・写真●萩原孝弘
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