メジャーリーグはシーズンが終盤に差し掛かるにつれ、個人タイトルの話題が熱を帯びてきている。とりわけ、ア・リーグ(AL)MVPレースは、ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジと、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平によるハイレベルな争いがファンの注目を集め、連日のように現地メディアを賑わせている。
【動画】左方向へ圧巻の特大弾! 大谷翔平の最新27号をチェック
現地時間8月23日には米スポーツサイト『FANSIDED』が「オオタニとジャッジ、どちらが有利か?」と銘打ったトピックを配信しており、二人のスター選手の成績を振り返りながらMVPレースの行方を占っている。
その中で冒頭より、大谷について「オオタニは確かに好調で、8月の最初の22日間で打率.313、5ホームラン、10打点を記録し、シーズンでは27ホームラン、72打点、シーズン打率.264という成績を残している」と打撃成績を紹介。
さらに「投手としては10勝、9イニングあたり12.4奪三振、奪三振率33.9%、WAR(総合的に評価して選手の貢献度を表す指標)は投手として3.7で、打者の2.6 を加えると総合6.3であることも魅力的である」と投手成績も評した。
加えて「オオタニのユニークな才能や、ファンを惹きつける魅力と国際的なスターダムは、無視されるべきではない。 むしろ祝福されるべきであり、野球が活気を保ち、若いファンを獲得し、国際的な活躍の場を広げるために重要なことだ」として、大谷の球界への貢献度の高さを指摘している。
一方で「しかし、オオタニの才能や今シーズンの活躍は、ALの最優秀選手賞と混同されるべきではないだろう。今季の統計的リーダーボードを見れば、それは一目瞭然だ」として、続けて「ジャッジはWAR7.2、47本塁打、292塁打、103打点、OPS1.050など、多くのスタッツがAL首位を占めている」とジャッジの優位性を強調した。
記事では他にも「現在のペースでジャッジは62本塁打、136打点、9.5WARと予測される」「スタッツは嘘をつかない」と記し、ジャッジがMVPの有力候補であると見込んでおり、さらに「ジャッジは首位ヤンキースのリーダーだ」と付け加えている。
ジャッジは現地時間23日のゲームで今季48本目の本塁打を記録。まさにリーグNo.1の長打力を披露し続けており、記事のようにMVPタイトルに最も近い位置にいることは間違いない。それでも、大谷の二年連続での受賞も可能性は残されている。残りのシーズン、「二刀流」でのパフォーマンスでどこまで肉薄できるか、多くのファンが期待を寄せている。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】"ショータイム"を目の当たりにした相手選手は「正直、言葉で表せない」と脱帽。豪快25号には「どうしたらあんなことができる?」
【関連記事】「英語を話せる人がなかなかいない」"大谷マニア"の米アナリストが念願来日! 初日にカルチャーショックも経験!?
【関連記事】「地球上最高の選手はデグロムだ!」"球界最強"の称号に元MLB投手が意見! 大谷翔平との比較論に「かなりの大差」と持論
【動画】左方向へ圧巻の特大弾! 大谷翔平の最新27号をチェック
現地時間8月23日には米スポーツサイト『FANSIDED』が「オオタニとジャッジ、どちらが有利か?」と銘打ったトピックを配信しており、二人のスター選手の成績を振り返りながらMVPレースの行方を占っている。
その中で冒頭より、大谷について「オオタニは確かに好調で、8月の最初の22日間で打率.313、5ホームラン、10打点を記録し、シーズンでは27ホームラン、72打点、シーズン打率.264という成績を残している」と打撃成績を紹介。
さらに「投手としては10勝、9イニングあたり12.4奪三振、奪三振率33.9%、WAR(総合的に評価して選手の貢献度を表す指標)は投手として3.7で、打者の2.6 を加えると総合6.3であることも魅力的である」と投手成績も評した。
加えて「オオタニのユニークな才能や、ファンを惹きつける魅力と国際的なスターダムは、無視されるべきではない。 むしろ祝福されるべきであり、野球が活気を保ち、若いファンを獲得し、国際的な活躍の場を広げるために重要なことだ」として、大谷の球界への貢献度の高さを指摘している。
一方で「しかし、オオタニの才能や今シーズンの活躍は、ALの最優秀選手賞と混同されるべきではないだろう。今季の統計的リーダーボードを見れば、それは一目瞭然だ」として、続けて「ジャッジはWAR7.2、47本塁打、292塁打、103打点、OPS1.050など、多くのスタッツがAL首位を占めている」とジャッジの優位性を強調した。
記事では他にも「現在のペースでジャッジは62本塁打、136打点、9.5WARと予測される」「スタッツは嘘をつかない」と記し、ジャッジがMVPの有力候補であると見込んでおり、さらに「ジャッジは首位ヤンキースのリーダーだ」と付け加えている。
ジャッジは現地時間23日のゲームで今季48本目の本塁打を記録。まさにリーグNo.1の長打力を披露し続けており、記事のようにMVPタイトルに最も近い位置にいることは間違いない。それでも、大谷の二年連続での受賞も可能性は残されている。残りのシーズン、「二刀流」でのパフォーマンスでどこまで肉薄できるか、多くのファンが期待を寄せている。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】"ショータイム"を目の当たりにした相手選手は「正直、言葉で表せない」と脱帽。豪快25号には「どうしたらあんなことができる?」
【関連記事】「英語を話せる人がなかなかいない」"大谷マニア"の米アナリストが念願来日! 初日にカルチャーショックも経験!?
【関連記事】「地球上最高の選手はデグロムだ!」"球界最強"の称号に元MLB投手が意見! 大谷翔平との比較論に「かなりの大差」と持論
関連記事
- ベン・バーランダーがイベントで日本のファンと語らう。「水沢リトルでの子供たちとの交流は今でも涙が出そうになる」と感慨にひたる<SLUGGER>
- 「オオタニは絶滅危惧種だ」“新魔球”で進化する大谷翔平に米メディア驚愕!! 「さらに打ち崩すのが困難になる」
- 大谷を引き留めて優勝を目指すか、放出してゼロからの再建を目指すか。エンジェルスの新オーナーに突きつけられる「2つのシナリオ」<SLUGGER>
- 大谷翔平のWBC出場へ期待大! 日本も熟知する元監督は“偉才の必要性”を説く「本当に特別な大会になる」
- 「他に誰がMVPになれる?」大谷翔平の二刀流に米専門記者が最敬礼!「人々は偉大さに飽き始めている」と“リアルな声”も