「本当に吐きそうになるぐらい緊張していた」
8月27日、日本ハムのポンセが本拠地で行なわれたソフトバンク戦でプロ野球史上87人目となるノーヒットノーランを達成した。
【動画】ポンセが吠えた!ノーノーの偉業を遂げた瞬間をチェック
初回には死球を与えたものの、8回終了までは1人の走者も許さず。ポンセの快投がその偉業を生み出したのは紛れもない事実だが、決して一人では成しえなかった。1回には木村文紀の適時打があり、2回には万波中正の一発で2点の援護を受けた。
守備でも仲間の奮闘が光った。センター万波の好捕を見せると、8回、野村大樹の中前へ抜けようかという打球にショート中島卓也が飛びついてアウトにするファインプレー。これには帽子をとってお辞儀をするなどポンセも仲間の好守備を称えていた。
9回113球を投げ6奪三振、1与四球、1与死球で快挙を成し遂げた右腕。ヒーローインタビューでは、「歴史が詰まっている素晴らしいスタジアムでこのような偉業を成し遂げられたこと、本当に嬉しく思います」と喜びを口にしたあと、共に戦った同僚や両親に向けて、感謝した。
まず中島の好プレーには「センキューベリーマッチ。ありがとうございます(笑)。本当に素晴らしいプレーにびっくりしてありがとうございますっていう気持ちと、また晩御飯をおごらないといけないという気持ちがありました」と笑顔でお礼。
ノーヒットノーランまであと3つのアウトを取るだけとした9回を振り返った28歳は、「イニング前のウォーミングアップをしていて、本当に吐きそうになるぐらい緊張していた」と明かしたうえで、こう続けた。
「お父さんがよく言っていた『やり続ける』っていう言葉を思い出して、素晴らしい結果を出すことが出来ました」
そんな緊張するポンセをサードの佐藤龍世も支えた一人だ。「実際、外の声はあまり入ってきていなくて、どういうことが起こっているか分かっていなかった。佐藤が来てくれて『いつも通りだよ』っていう声を掛けてくれたので、いつも通りのペースで投げることが出来ました」と感謝した。
そして試合後には「上を見て、天国にいるお母さんのおかげだと思いました」と亡き母にもメッセージを届けた。
構成●THE DIGEST編集部
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守備でも仲間の奮闘が光った。センター万波の好捕を見せると、8回、野村大樹の中前へ抜けようかという打球にショート中島卓也が飛びついてアウトにするファインプレー。これには帽子をとってお辞儀をするなどポンセも仲間の好守備を称えていた。
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まず中島の好プレーには「センキューベリーマッチ。ありがとうございます(笑)。本当に素晴らしいプレーにびっくりしてありがとうございますっていう気持ちと、また晩御飯をおごらないといけないという気持ちがありました」と笑顔でお礼。
ノーヒットノーランまであと3つのアウトを取るだけとした9回を振り返った28歳は、「イニング前のウォーミングアップをしていて、本当に吐きそうになるぐらい緊張していた」と明かしたうえで、こう続けた。
「お父さんがよく言っていた『やり続ける』っていう言葉を思い出して、素晴らしい結果を出すことが出来ました」
そんな緊張するポンセをサードの佐藤龍世も支えた一人だ。「実際、外の声はあまり入ってきていなくて、どういうことが起こっているか分かっていなかった。佐藤が来てくれて『いつも通りだよ』っていう声を掛けてくれたので、いつも通りのペースで投げることが出来ました」と感謝した。
そして試合後には「上を見て、天国にいるお母さんのおかげだと思いました」と亡き母にもメッセージを届けた。
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