両投手の鮮烈な魔球が、現地アナリストの目を引いている。

　現地時間８月27日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が敵地トロント・ブルージェイズ戦に「３番・DH兼投手」として先発し、７回（109球）、被安打２、奪三振９、無失点の好投で今季11勝目（８敗）をマークした。打者としては２打数無安打、２四球の内容で、エンジェルスは２対０と勝利を収め連勝を飾っている。

【動画】これは打てない！ 「大谷翔平、97マイルの高速シンカー」
　試合は、大谷とブルージェイズ先発アレック・マノーアの投げ合いに。初回からスライダーやチェンジアップを駆使してエンジェルス打線を手玉に取るマノーアに対し、大谷も負けじとえげつないほどの変化を見せるスライダーに、97、98マイルの高速シンカーで応戦。ブルージェイズ打線に付け入る隙を与えない。

　この両投手の凄まじい曲がりっぷりの変化球に、投球アナリスト‟ピッチングニンジャ”ことロブ・フリードマン氏も注目。「アレック・マノーア、ダーティな80マイル（約130キロ）のスライダー」「邪悪な94マイル（約151キロ）のシンカームーブメント」と大谷を三振に斬って取った場面などを投稿する一方、「大谷翔平、アンフェアなスライダー」、さらに「大谷翔平、97マイル（約157キロ）のシンカームーブメント」などと映像と合わせて連続投稿している。

　緊迫した投手戦は大谷に軍配が上がったものの、マノーアも７回を１失点、８奪三振と好投。両投手の見事なピッチングに、同氏も興奮を隠しきれないようであった。

構成●THE DIGEST編集部
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