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MLB

大谷翔平vsジャッジの“MVP論争”が白熱!「最優秀選手はショウヘイ以外考えられない」と米メディア強調

THE DIGEST編集部

2022.08.31

今シーズン話題が絶えない大谷(左)とジャッジ(右)。圧巻のパフォーマンスで球場を沸かせる。(C)Getty Images

今シーズン話題が絶えない大谷(左)とジャッジ(右)。圧巻のパフォーマンスで球場を沸かせる。(C)Getty Images

 いよいよMLBもシーズン終盤に差し掛かり、気になるのは個人タイトルの行方。今季のア・リーグのMVPを巡る論争が白熱するなか、候補と目されているのは、アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)と大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)だ。

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 現地時間8月29日に行なわれたエンジェルス対ヤンキースのカード初戦では、大谷が29号2ラン、ジャッジが50号ソロを放ち、“アーチ競演”が話題に。互いにセンスの高さを見せつけ、超満員のスタジアムを沸かせた。さらに同30日のカード2戦目でもジャッジは51号3ランを記録。大谷の前で負けじと圧巻のパフォーマンスを披露している。

 現時点で、ジャッジのWAR(勝利貢献度を示す数値)が大谷を上回っているため、MVPはジャッジが有力という声が多く上がるなか、米メディア『SNY』は「アーロン・ジャッジが投げることができれば、ショウヘイ・オオタニを超えMVPになれる」と銘打った記事を掲載。「この議論は、自分が絶対に正しいと確信している人を除いて、誰も間違っていない」としたうえで、次のように論じた。

 まず、同メディアは、2012年にミゲル・カブレラがMVPを獲得した例を取り上げ、「2012年にミゲル・カブレラが三冠王を獲得し、マイク・トラウトがWARでアメリカン・リーグを率いていたことを覚えていますか?」と疑問を提示。この年は、WARではトラウトが優位だったにもかかわらず、インパクトを残したカブレラがMVPを受賞しているため、今季も大谷が手にする可能性が十分にあると強調した。

「オオタニは優れた投手と打者だ。最優秀選手はショウヘイ・オオタニ以外考えられない。選手にはポジションとピッチャーの2種類があり、その両方をこなせるのは1人だけだ」
 
「アーロン・ジャッジは、本当に素晴らしい選手だ。だが、彼はMVPになるために、間違ったタイミングでリーグにいる。なぜなら、投打で2つの仕事をしている別の男がいるからだ」

 今シーズン驚異的な成績を残しているジャッジと、104年ぶりとなる“二桁勝利&二桁本塁打”を達成し話題を集めた大谷。はたして栄冠はどちらの手に輝くのか。

構成●THE DIGEST編集部

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