専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

「まだ9月じゃないんだぞ!?」ジャッジの圧巻51号アーチに現地メディアも驚嘆。本塁打数は2位に20本差

THE DIGEST編集部

2022.08.31

2試合連発の一撃で51号に到達したジャッジ。リーグ2位に20本差をつける独走態勢だ。(C)Getty Images

2試合連発の一撃で51号に到達したジャッジ。リーグ2位に20本差をつける独走態勢だ。(C)Getty Images

 怪物スラッガーのバットが再び火を噴いた。

 ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジは現地時間8月30日、敵地で行われているロサンゼルス・エンジェルス戦に「3番・センター」で先発出場すると、4回の第3打席に今季51号となる3ラン本塁打を放った。

 敵地にもかかわらず、多くのヤンキースファンがエンジェル・スタジアムに詰めかけ、ジャッジの打席のたびにMVPコールが巻き起こる。目下、大谷翔平との熾烈なMVP争いを演じている怪物打者は、前日の同カードでも大谷との“競演”で自身2度目の50本塁打の大台に到達した。そしてこの日も、見事にその期待に応えてみせる。

【動画】ジャッジが圧巻の51号! 大谷を“突き放す”逆方向弾
 
 4対2と2点リードして迎えた4回、2死一、二塁の場面で3打席目を迎えたジャッジは、カウント1-2から相手右腕マイク・マイヤーズの高めに浮いた4シームを捉えると、打球は右中間スタンドに飛び込む51号3ランに。場内総立ちの豪快弾に、改めて大きなMVPコールが巻き上がった。

 大手スポーツメディア『CBS Sports』が「アーロン・ジャッジが51本塁打に到達した。まだ9月じゃないんだぞ!?」と驚嘆したように、ジャッジの本塁打ペースはこれで63本。ロジャー・マリスの持つア・リーグ記録61本を凌駕する勢いとなっている。

 さらに、リーグ2位のヨーダン・アルバレス(ヒューストン・アストロズ)との差は何と20本。飛ばないボールが導入により打低傾向の今季にあって、その打棒はやはり飛び抜けている。

 まだまだ試合は中盤。ジャッジはもちろん、大谷も多くの打席が回ってチャンスは十分。MVPを争う両名は果たして、どんなバッティングを今後見せてくれるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部



【関連記事】「今日でシーズンが終わってもMVPはジャッジ」NY名物記者が断言。大谷翔平よりもジャッジが“優れている”理由とは?

【関連記事】「なんて素晴らしい瞬間」大谷翔平の29号に米記者も感嘆!ジャッジとの“アーチ競演”に「今季最高のゲームの1つだ」

【関連記事】「キャー! 凄すぎる!」イチローの粋すぎるサプライズが大反響! 12年前に話題となった“イチローガール”も大興奮
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号