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大谷翔平は12勝目ならずも、エンジェルスが12回サヨナラ! 4時間超えの劇的勝利で史上2人目400奪三振・100本塁打の快挙に花を添える

THE DIGEST編集部

2022.09.04

大谷が今季23度目の投打同時出場。8回を5奪三振1失点の好投を見せた。(C) Getty Images

大谷が今季23度目の投打同時出場。8回を5奪三振1失点の好投を見せた。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が現地時間9月3日、本拠地でのヒューストン・アストロズ戦に「3番・投手」で先発出場。投手としては8回(111球)を投げて被安打3、5奪三振、無四球、1死球、1失点と好投したが、1‐1の同点のままマウンドを降り12勝目とはならなかった。試合は延長12回、エンジェルスが2‐1で勝利を収めた。

【動画】米投球分析家も驚愕する53センチのスライド! 大谷翔平の100マイル2シームでの奪三振シーン
 大谷はア・リーグ西地区首位を走るアストロズを相手に序盤の3回をパーフェクトピッチング。3回先頭のJ.J・マティエビッチを三振に斬って取り、MLB通算400奪三振をマークした。通算400奪三振・100本塁打は、ベーブ・ルースが記録して以来、2人目の快挙。しかし5回、2死からトレイ・マンシーニに二塁打を許すと、続くJ.J・マティエビッチに安打を許し、先制点を献上した。

 一方、エンジェルス打線は5回までアストロズ先発のルイス・ガルシアに抑え込まれていたが、6回に1死二、三塁からライアン・アギラールの犠牲フライで1点を返し、同点とする。

 大谷はその後もランナーを出しながらも、100マイルを超える2シームと4シーム、キレのあるスライダーを中心に、強打のアストロズ打線を抑える。今季最多となる111球の粘りの投球で8回を投げ切り、1‐1の同点のまま降板した。

 1‐1でタイブレークによる延長戦に入った試合は12回にエンジェルスがサヨナラで勝利。4時間を超える死闘を制し、大谷の快挙達成に花を添えている。

構成●THE DIGEST編集部
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