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ア・リーグMVP争いはまるでユニコーン対キマイラ! 大谷翔平とジャッジの異次元対決を米メディアが比喩表現

THE DIGEST編集部

2022.09.16

互いに圧巻のパフォーマンスで伝説の生き物に喩えられた大谷(左)とジャッジ(右)。MVPの栄誉はどちらの手に? (C) Getty Images

互いに圧巻のパフォーマンスで伝説の生き物に喩えられた大谷(左)とジャッジ(右)。MVPの栄誉はどちらの手に? (C) Getty Images

 メジャー・リーグもレギュラーシーズンが佳境にさしかかり、タイトル争いや賞レースの話題が盛り上がりを見せている。とりわけ、アメリカン・リーグのMVP争いは、ロサンゼルス・エンジェルスの二刀流スター大谷翔平とニューヨーク・ヤンキースの主砲アーロン・ジャッジが激しい論争を巻き起こす大激戦を繰り広げている。

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 そんななか、カリフォルニア州の日刊紙『OrangeCounty Regiser』は今季の両者を巡る議論について「どちらも独特なシーズンを送る独特な選手たちで、まるでユニコーンとキマイラの闘いだ」と神話上の架空の生き物になぞらえて、彼らの異次元ぶりを比喩で表現している。ちなみにユニコーンは額の中央に角が生えた馬に似た生き物で、一方のキマイラはライオンの頭、蛇の尾、ヤギの胴を持ち、口から火を吐くという生き物。両者の異次元ぶりがそれほど際立っており、「今年のMVP討論は楽しい」と伝えている。

 また記事では、大谷は統計的に見て投手として2021年よりもパフォーマンスを大幅に向上させており、「防御率(2.55)、WHIP(1.064)、与四球率(9回あたり2.2)の数字を向上させながら、より多くの投球回数を投げている」と評価。打撃面では昨年よりもやや成績が落ちたものの、コンタクト力の面では改善されているとした。

 ジャッジについても1961年にMVPを争った「ロジャー・マリスとミッキー・マントルのベストを効果的に組み合わせたシーズン」を送っているとし、57本塁打に加え、打点(123)でア・リーグをリードし、打率も.310と三冠王も視野に入っている。勝利貢献度を示す指標であるWARでは「大谷ですら彼を捕まえられないだろう」と圧倒的な打棒を評価している。

 互いにかつてないシーズンを送る両者の戦いは果たして、どちらに軍配が上がるのか。MVP論争はレギュラーシーズンの最終盤まで目の離せない展開となりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部
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