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「野球界の臆病者!」ジャッジを“四球”で歩かせた敵投手にヤ軍ファン激高!米メディアは「歴史的瞬間を望んでいないようだ」とがっかり

THE DIGEST編集部

2022.09.22

ジャッジ(右奥)との勝負を避けたスタウト(手前)。ヤンキースファンからはブーイングの嵐が起こった。(C)Getty Images

 現地時間9月21日、ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジは、本拠地で行なわれたピッツバーグ・パイレーツ戦に「1番・センター」で先発出場し、4打数2安打を記録。チームは14対2で大勝した。

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 昨日の試合では、今季60号をマークし、メジャー史上6人目となる大台に到達したジャッジ。1961年にロジャー・マリスが樹立したア・リーグ本塁打記録(61本)まで残り1本に迫っており、この日もジャッジの活躍を見ようと多くのファンが球場に詰めかけた。

 11対2と9点リードの8回1死二塁の場面だった。5度目の打席を迎えたジャッジは、相手4番手エリック・スタウトと対戦。しかし、まともに勝負してもらえず、四球を選ぶとファンからは大ブーイングが巻き起こる。一塁ベースを踏むと、代走が告げられ、そのまま退いた。

 このシーンに海外からも批判の声が相次いでいる。英老舗紙Webサイト『Daily Mail』は「エリック・スタウトがジャッジを四球で歩かせたあと、ヤンキースのファンは『野球界の臆病者!』と叫んでいる」と緊迫した様子を伝えれば、MLBポッドキャストの『Starting 9』も「エリック・スタウトは、歴史的瞬間を望んでいないようだ」と落胆している。
 
 ファン待望の一発は見られなかったが、この日の試合結果を受け、打率を.316から.317に上昇させたジャッジ。打撃3部門の首位をキープしており、三冠王も見えてきた。

構成●THE DIGEST編集部

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