現地時間９月20日、ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジは、本拠地で行なわれたピッツバーグ・パイレーツ戦に「１番・右翼」で先発出場。メジャー史上６人目となる今季60号をマークした。

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　一昨日のミルウォーキー・ブルワーズ戦に続き、２試合連続で本塁打を放ったジャッジ。９月に入ってからは、９本のホームランを記録しており、量産態勢に入っている。ついに、1961年にロジャー・マリスが打ち立てたア・リーグ本塁打記録の61本まであと１本に迫った。

　そんな勢い止まぬ背番号99は、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平とMVP争いのライバルとして名が挙がっている。現地ではどちらが最も“価値”のある選手かという議論が白熱するなか、米野球専門データ会社『Codify』は、公式ツイッターで興味深い情報を紹介。今季ジャッジには甘い球が多く投げ込まれていると指摘した。
  「今季、投手はアーロン・ジャッジに対して、ストライクゾーンの中心付近に654球を投げ込んでいる。これより多く投じられた打者は、MLBでたった8人だけだ。これらの甘い球に反応したジャッジは、打率.456、長打率1.106、41本塁打をマーク。もちろんMLBで最高の成績だ」

　この日の試合結果を受け、打率.316（ア・リーグ１位）、60本塁打（同１位）、128打点（同１位）と３部門でトップに立ったジャッジ。三冠王もいよいよ現実味を帯びてきた。

構成●THE DIGEST編集部

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