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プロ野球

プロ初先発で3回無失点の根尾昂がSNSで“激動シーズン”を総括! 来季に向けて「しっかり鍛えてきます」と抱負

THE DIGEST編集部

2022.10.03

今季途中に投手登録に変更した根尾は、最終戦で先発を務めた。写真:産経ビジュアル

今季途中に投手登録に変更した根尾は、最終戦で先発を務めた。写真:産経ビジュアル

 10月2日、根尾昂(中日)が、敵地マツダスタジアムで行なわれた広島戦でプロ初となる先発で登板。3回57球を投げ、被安打1、無失点、3奪三振、1四球と上々の結果を残した。

 プロ4年目は激動のシーズンだった。外野手として開幕を迎えた22歳だったが、4月に遊撃手にコンバート。そして5月に野手ながらプロ初マウンドに上がると、6月には選手登録を投手に変更し、その後は実践を重ねながら経験値を高めた。

 シーズン締めくくりとした最終戦で先発を任された根尾は、中飛、投ゴロと上々の滑り出しを見せた。そして西川龍馬から空振り三振を奪うと、回をまたいでマクブルーム、小園海斗をも斬って3者連続で三振をマーク。3回には石原貴規に甘く入ったスライダーを左前にはじき返されたが、その後はしっかりと3人で抑える好投を披露した。
 
 そんな根尾は2日の夜に「本日をもって2022シーズンが終了となります」と自身のインスタグラムに投稿。「本当に貴重な経験を、そして挑戦をさせて頂いた一年となりました」と振り返った。

 そして「来シーズンに向けてこのシーズンオフ、しっかり鍛えてきます」と意気込んだピッチャーは、最後には「本当に沢山の応援をありがとうございました。来年も応援宜しくお願いします!!」と締めくくった。

 抜群の身体能力で球団の求めるポジションを次々とこなす根尾。投手として初のオフを迎える彼は、早くも来季に向けトレーニングに励むようだ。そんな偉才の今後の活躍にファンは期待せざるを得ない。

構成●THE DIGEST編集部

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