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早期年俸調停確定の大谷翔平に主砲トラウトは「嬉しいね」と歓喜!一方、“二刀流”の調停は「興味深いもの」と関心を示す

THE DIGEST編集部

2022.10.03

エンジェルスとの1年契約に合意した大谷(右)。主砲のトラウト(左)も同契約を喜んだ。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスは、大谷翔平と年俸調停を回避して1年3000万ドル(約43億4000万円)で合意したと現地時間10月1日、電撃発表を行った。今季の年俸550万ドル(約7億9600万円)から実に5倍以上となる高額契約を結んだというのだ。

 オフに年俸調停のプロセスを経て年俸が決まるはずだった28歳だが、早くもレギュラーシーズン終了目前のタイミングで、来季の去就とともに年俸額を確定させた格好だ。昨年に続き"二刀流"で躍動したサムライは今季15勝を挙げ、防御率2.35、213奪三振を記録。打っては、34本塁打、94打点、OPS.881とチームの打撃の要を担っている。

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 米紙『Washington Post』で執筆するグレッグ・ビーチャム記者は、エンジェルスのもう一本の柱であるマイク・トラウトが、同契約に「嬉しいね」と喜びを口にしたと伝えたうえで、こう話したと記している。

「今回の契約がなくても彼はエンジェルスに残っていたと思うけど、もし調停になっていたら、興味深いものだった。多くのファンもそれを見たかったと思う」

 チームは今シーズンも振るわず、8年連続でポストシーズン進出を逃しており、5日のオークランド・アスレティックス戦が最終戦となる。大谷は、その試合で先発登板が予定されている。来季に繋がるプレーを期待したいものだ。

構成●THE DIGEST編集部

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