現地時間10月7日から開幕したメジャーリーグのポストシーズン。サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有はワイルドカードシリーズ初戦のニューヨーク・メッツ戦に先発し、7回を投げ被安打6、1失点の好投で、チームも7対1で勝利したため、2017年以来となるポストシーズンでの白星を手にした。
パドレスは翌日の試合では敗れたものの、9日の3戦目を6対0で勝ち地区シリーズ進出を決めた。初戦のダルビッシュの好投がチームに勢いをもたらしたことは明らかであり、11日からのロサンゼルス・ドジャースとのゲームでも、好パフォーマンスが期待される。
チーム在籍2年目を迎えた今季、チームを牽引する存在となったダルビッシュ。ここからさらに重圧がかかる戦いを迎える中、米メディアでは早くも新たな契約についてのトピックが報じられているようだ。
米スポーツメディア『CBS Sports』では、ダルビッシュが2023年シーズン終了後にフリーエージェントとなることを受け、今オフ契約延長についての協議が行われる可能性があると伝えている。
記事ではパドレスの地元メディアの情報にフォーカスしており『サンディエゴ・ユニオン・トリビューン』によると、「パドレスは先発右腕のユウ・ダルビッシュと契約延長について話し合う意思があるようだ」と綴っている。
その上で「現在ダルビッシュは36歳で、来季まで1800万ドルで契約している。昨年はパドレス1年目のシーズンで苦しんだが、彼は今シーズン30登板の先発で投球回194.2を投げて防御率3.10(121ERA+)、奪三振率5.32という、2012年以来のメジャー自己最高シーズンを送った」として、パドレスとの契約状況やここまでの成績を振り返った。
さらに同メディアは「彼がサンディエゴに残ることに興味を持っているかどうかは不明だ。また、このオフシーズンにダルビッシュと新しい契約を結ぶことは、彼のパフォーマンスが低下した場合に裏目に出る可能性がある」と指摘。その一方で、高年棒の選手を多数抱える球団財政にも触れ「少なくとも今オフにダルビッシュとこの話題を切り出し、契約が成立するかどうか見ておいて損はないだろう」として、日本人右腕との契約延長が不利益にはならないと見解を述べている。
今季は圧倒的なピッチングで、他球団の脅威となり続けたダルビッシュ。来シーズン中には37歳となるものの、まだまだMLBの舞台で力強いマウンドさばきを披露し続けるはずだ。
構成●THE DIGEST編集部
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パドレスは翌日の試合では敗れたものの、9日の3戦目を6対0で勝ち地区シリーズ進出を決めた。初戦のダルビッシュの好投がチームに勢いをもたらしたことは明らかであり、11日からのロサンゼルス・ドジャースとのゲームでも、好パフォーマンスが期待される。
チーム在籍2年目を迎えた今季、チームを牽引する存在となったダルビッシュ。ここからさらに重圧がかかる戦いを迎える中、米メディアでは早くも新たな契約についてのトピックが報じられているようだ。
米スポーツメディア『CBS Sports』では、ダルビッシュが2023年シーズン終了後にフリーエージェントとなることを受け、今オフ契約延長についての協議が行われる可能性があると伝えている。
記事ではパドレスの地元メディアの情報にフォーカスしており『サンディエゴ・ユニオン・トリビューン』によると、「パドレスは先発右腕のユウ・ダルビッシュと契約延長について話し合う意思があるようだ」と綴っている。
その上で「現在ダルビッシュは36歳で、来季まで1800万ドルで契約している。昨年はパドレス1年目のシーズンで苦しんだが、彼は今シーズン30登板の先発で投球回194.2を投げて防御率3.10(121ERA+)、奪三振率5.32という、2012年以来のメジャー自己最高シーズンを送った」として、パドレスとの契約状況やここまでの成績を振り返った。
さらに同メディアは「彼がサンディエゴに残ることに興味を持っているかどうかは不明だ。また、このオフシーズンにダルビッシュと新しい契約を結ぶことは、彼のパフォーマンスが低下した場合に裏目に出る可能性がある」と指摘。その一方で、高年棒の選手を多数抱える球団財政にも触れ「少なくとも今オフにダルビッシュとこの話題を切り出し、契約が成立するかどうか見ておいて損はないだろう」として、日本人右腕との契約延長が不利益にはならないと見解を述べている。
今季は圧倒的なピッチングで、他球団の脅威となり続けたダルビッシュ。来シーズン中には37歳となるものの、まだまだMLBの舞台で力強いマウンドさばきを披露し続けるはずだ。
構成●THE DIGEST編集部
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