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来季の大谷翔平は“受賞ラッシュ”!? 米識者がMVP&CY賞のダブル表彰の可能性を指摘「他の誰かを推すのは難しい」

THE DIGEST編集部

2022.11.24

投打で異次元の活躍を見せ、違いを作り続けた大谷。その活躍への期待値は薄れはしない。(C)Getty Images

投打で異次元の活躍を見せ、違いを作り続けた大谷。その活躍への期待値は薄れはしない。(C)Getty Images

 唯一無二の偉才には、早くも2023年シーズンの“受賞ラッシュ”への期待が寄せられている。

 今季もアメリカン・リーグのMVPファイナリストに名を連ねるなど、米球界で大きな存在感を放った大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は異次元の活躍を見せたと言っていい。史上初の「シーズン30本塁打&2桁勝利」「投打ダブル規定到達」をやってのけるなど、メジャーという大舞台で「エースで4番」を体現したわけである。

 そんな二刀流戦士が見せた活躍への反響、そして期待はいまだ収まる気配がない。現地時間11月18日には、米スポーツ専門局『ESPN』が、「早すぎる2023年シーズンのMLB各賞予想」と銘打った特集記事を掲載。同チャンネルのアナリストを務めているブラッドフォード・ドリトル氏、デビッド・シェーンフィールド氏が、その候補者を挙げていったなか、大谷はア・リーグのMVPとサイ・ヤング賞の2部門に名を連ねた。

 まず、「もしジャッジが再びヤンキースでプレーするなら彼をリストに加え、もしかしたらトップに据えるかもしれない」としたドリトル氏だったが、「オオタニが投打両面で健康にフルシーズンを戦い抜く限りは、他の誰かをフロントランナーとして考えるのは難しい」と強調。来季のMVP最有力として、28歳のサムライに太鼓判を押した。
 
 さらに、今季に39歳の大ベテランであるジャスティン・バーランダーが手にしたア・リーグのサイ・ヤング賞に関してもドリトル氏は、「22年シーズンのパフォーマンスで最終候補に残るべきだったオオタニを推したい」と主張。そのうえで、「彼はいずれ受賞する運命にある」とした。来オフにフリーエージェントとなる大谷のパフォーマンスの向上を予想し、MVPとダブル受賞するのに適したタイミングだと見ているようだ。

 また、サイ・ヤング賞に大谷を挙げなかったシェーンフィールド氏も、来季のア・リーグMVPについて、「ジャッジがヤンキースと残ったとしても、オオタニを推す」と指摘。もしエンジェルスの成績が悪く、シーズン途中にナショナル・リーグの球団にトレード移籍した場合には、「両リーグでMVPに輝くだろう。ま、これは冗談だ」とジョークを交えて記している。

 果たして、来季に大谷はどんな“ショータイム”を見せてくれるのか。今からそのパフォーマンスが楽しみでならない。

構成●THE DIGEST編集部

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