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「MLB界のメッシとは?」がSNSで反響! MLB公式の問いかけに大谷翔平の名が列挙も、チーム事情から「エムバペのよう」と皮肉の声

THE DIGEST編集部

2022.12.20

MLB界のメッシは誰だ?二刀流でエンジェルスを牽引した大谷翔平という意見もある。(C)Getty Images

MLB界のメッシは誰だ?二刀流でエンジェルスを牽引した大谷翔平という意見もある。(C)Getty Images

 現地12月18日、アルゼンチン代表が36年ぶり3回目の優勝を飾り幕を閉じたサッカーワールドカップ(W杯)。約1か月にわたる激闘には世界中のファンが熱狂した。このホットな話題に便乗したMLB公式専門局『MLB Network』が「MLB界のリオネル・メッシとは?」と問いかけ、SNS上で反響を呼んでいる。

【動画】「今季も支配的だった!」投打で躍動した2022年の大谷翔平のまとめをチェック

 メッシは決勝で2ゴールを挙げトロフィーを手繰り寄せたスターで、今大会MVPに輝いた。そんな彼に相応しいMLBプレーヤーという質問にファンは、「マイク・トラウト(ロサンゼルス・エンジェルス)」「ホゼ・アルトゥーベ(ヒューストン・アストロズ)」「ブライス・ハーパー(フィラデルフィア・フィリーズ)」「アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)」といった現役選手や「ノーラン・ライアン(元テキサス・レンジャーズ)」「デレク・ジーター(元ヤンキース)」など殿堂入りする名手が挙がった。

 なかには、ここ2シーズン歴史的快挙を遂げる「大谷翔平(エンジェルス)」の声も目立った。“野球の神様”と称されるベーブ・ルースをも超越し、これまでの野球のあり方を変えるほどのインパクトを残しているから必然ではある。
 
 昨季に続きアメリカン・リーグMVPを逃したものの、今季は投げては15勝、防御率2.33、219奪三振の大谷。打っては打率.273、34本塁打、95打点、OPS.875をマークした。そんな28歳を「野球界のメッシ」と主張するとあるファンは、「彼はMLBで唯一試合を支配できる選手だ。他の誰にもできない」と理由を説明。

 すると別のファンは、「彼はワールドシリーズのトロフィーに手が届いていないのに野球界のメッシと呼びたいのか?」と異議を唱えたうえで、「ショウヘイ・オオタニは、文字通りベーブ・ルースが若い頃にやっていたことをやっているようだ。オオタニの才能は奪うことは出来ないが、チームが彼を囲い込み、優勝から妨げている以上、メッシと呼ぶには難しい」と全否定。そして「どちらかと言えばエムバペ(フランス代表)だ」とハットトリックに成功も、タイトルに届かなかった悲劇の男にたとえ、大谷を皮肉った。

 この問いかけは、ファンの頭を悩ませたものの、意見は大きく割れたことが分かる。とはいえ、「MLB界のメッシ」を大谷翔平と考えるファンがいたのも事実なのである。

構成●THE DIGEST編集部

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