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大谷翔平が花巻東高時代に続けたルーティンワークに脚光! 米メディアが「驚くべき日課」と称えた“所作”とは?

THE DIGEST編集部

2022.11.01

グラウンド外でも話題となる大谷。そんな偉才の高校時代がクローズアップされた。(C)Getty Images

グラウンド外でも話題となる大谷。そんな偉才の高校時代がクローズアップされた。(C)Getty Images

 プレーだけでなく、グラウンド外の振る舞いも話題となる男、大谷翔平。米球界で一大フィーバーを巻き起こしている二刀流戦士だが、その礎を築いた花巻東高校時代の“ある行動”が注目されている。

 クローズアップされたのは、米放送局『FOX Sports』のインタビューで本人が語った高校時代だ。稀代の「大谷マニア」として知られる名物アナリスト、ベン・バーランダー氏との対話のなかで1日の活動時間約17時間のうち6時間を野球に費やしていたと回想。さらに当時の活動について、こう話した。

「1年生の時は朝4時に起きてグラウンドの雪かきをしていました。そこから朝練を1時間ぐらいして、学校に行って午後4時くらいまで授業を受ける。そして、放課後の練習を始めて、21時か22時ぐらいやっていた。そんな毎日でした」

 こと日本、とりわけ雪国の高校であれば、よく耳にする1日のルーティンワークだ。だが、“野球の本場”アメリカでは、たゆまぬ努力を重ねていた偉才の過去に小さくない驚きが広がった。米誌『Sports Illustrated』が運営するエンジェルス専門サイト『Halos Today』は前述の活動について、「オオタニが高校時代に続けていた驚くべき日課」と銘打った記事で紹介。若かりし二刀流戦士を生み出したルーティンワークを次のように称えた。

「ショウヘイ・オオタニは言うまでもなく野球のエキスパートだ。それも投打で一流の域に達しており、他の選手たちができないことをやっている。しかし、そんな彼も生まれつきそうだったわけではありません。オオタニは他の選手たちと同じように、今の地位を得るために多くの努力を費やさなければいけなかった」
 
 花巻東高校時代のルーティンを「その日常はクレイジーだ」と表現した同メディアは、こう言葉を続けている。

「オオタニも生まれながらにしてスーパースターだったわけではない。だが、彼はそうなるために努力を続けた。朝から晩まで野球に打ち込んだ高校時代が彼をスーパースターに成長させたのだ。そして、その労働倫理が、オオタニをMLB史上最高の二刀流戦士に導いたのである」

 今なお、おごらずに熱心に努力を続けている大谷。日進月歩で飛躍を遂げてきた偉才の一挙手一投足は、この先も全米で注目を集めそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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