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侍ジャパン

大谷にはクローザー抜擢を指摘!? 侍ジャパンのメンバー発表に米放送局も熱視線!「オオタニ、ダルビッシュ、スズキが合流」と警戒強める!

THE DIGEST編集部

2023.01.07

栗山監督(右)と握手する大谷(左)。MLBを沸かす二刀流はWBC日本代表でどんな活躍を見せてくれるのだろか。写真:滝川敏之

栗山監督(右)と握手する大谷(左)。MLBを沸かす二刀流はWBC日本代表でどんな活躍を見せてくれるのだろか。写真:滝川敏之

 今年3月に開幕するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に臨む野球日本代表メンバーの一部が1月6日に発表された。

 メジャー・リーグ(MLB)で二刀流のハイパフォーマンスで米球界を沸かす大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)をはじめ、2009年の第2回WBC優勝メンバーであるダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)や昨シーズン史上最年少の三冠王を獲得した村上宗隆(ヤクルト)など、あわせて12人が選ばれた。
 【動画】大谷翔平が侍ジャパンのユニフォームを着た記者会見はこちら(22分40秒)

 まだ一部とはいえ、14年ぶりの世界一奪還を目指す侍ジャパンのメンバー発表は国内だけでなく、野球の本場である米国でも熱視線が送られていた。大手放送局のスポーツサイト『CBS SPORTS』のマイク・アクシサ記者は現地6日、「ワールド・ベースボール・クラシックにショウヘイ・オオタニ、ユウ・ダルビッシュ、セイヤ・スズキが合流」と題した記事を掲載。やはり同記者も、MLBで強烈な存在感を放つ3人の日本人選手に注目していた。

 まずエンジェルスの二刀流スターとして活躍する大谷については、2017年のWBC日本代表に名を連ねるも足首の怪我により出場を辞退したことにも触れ、「今年WBCでのオオタニの役割は未定で、10月に『Los Angeles Times』紙に対し、チームのニーズに応じて『先発かクローザーとして投げる可能性もある』とも語っていた」と地元紙のコメントを引用し、投手としての起用法に興味を示していた。

 14年ぶりに参戦する36歳のダルビッシュについては、2009年の胴上げ投手になった場面を回顧。「現在パドレスに所属するダルビッシュをMLBファンが初めて知ったのは、2009年のWBCの時だった。この年、彼は2試合に先発し、2試合は救援で登板。韓国との決勝戦では9回裏に同点に追い付かれたが、日本は10回表にリードを取り戻し、ダルビッシュが試合を締めて優勝を果たした。この時、彼は22歳だった」と、世界一を決めた当時のピッチングはMLBの識者も脳裏に残っていたようだ。

 昨季メジャー1年目を終えた鈴木誠也については、広島カープでの9年間を主力打者として過ごし、2017年の第4回WBCにも名を連ねたことを記述。「2022年にMLBに移籍し、シカゴ・カブスでのルーキーイヤーを成功させた」と評価しており、2021年の東京五輪で四番を務めた鈴木に大きな期待を寄せている。
 
 また、アクシサ記者は現役メジャー3人衆に加え、NPB組にも投打で注目の逸材はいると指摘している。

「スラッガーのムネタカ・ムラカミ、右腕のロウキ・ササキが登録されている。ムラカミは2022年に56本塁打を放ち、サダハル・オウの持つ長年の日本人選手の本塁打記録を塗り替えた。ササキは昨年4月、19奪三振のパーフェクトゲームを達成した」

 MLBの識者も注目する日本代表。はたして侍ジャパンを率いる栗山英樹監督は、先行メンバー12人に加え、残り18人のメンバーをどんな人選にするのだろうか。最終メンバー30人は、1月下旬に発表される予定だ。

構成●THE DIGEST編集部

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